認定通関業者制度
認定通関業者制度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 13:48 UTC 版)
2008年4月以降、貨物のセキュリティ管理と法令遵守の体制が整備された通関業者については、 輸入者の委任を受けた輸入貨物について貨物の引取り後に納税申告を行うことや、 輸出者の委任を受けて保税地域以外の場所にある貨物について輸出申告を行うことなどができる制度が設けられた。これを認定通関業者制度という。 輸入の場合のメリット:輸入者の依頼により行う輸入貨物の通関手続において、貨物の引取り後に納税申告を行える (特例委託輸入申告制度)ことにより、輸入貨物の一層の迅速かつ円滑な引取りが可能となる等、 その利便性が向上する。 輸出の場合のメリット:輸出者の依頼により行う輸出貨物の通関手続については、特定保税運送者による運送等を前提に、 保税地域以外の場所にある貨物について輸出申告を行える(特定委託輸出申告制度)ことにより、 リードタイムおよびコストの削減等が図られる。
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