三省堂 大辞林 |
ま・く 【▽設く】
(1)あらかじめ用意する。もうける。
「さし向かふ鹿島の埼にさ丹塗りの小船を―・け/万葉 1780」
(2)心構えをして待つ。心待ちにする。
「奥―・けて我(あ)が思ふ妹が言の繁けく/万葉 2439」
(3)心待ちにしていたその時期になる。
「春―・けてもの悲しきにさ夜ふけて/万葉 4141」
もう・く まうく 【設く/▼儲く】
品詞の分類
「設く」の用例一覧
坂本竜馬 船中八策 (青空文庫)
の律令を折衷し、新に無窮の大典を撰定すべき事。 一、海軍宜しく拡張すべき事。 一、御親兵を置き、帝都を守衛せしむべき事。 一、金銀物貨宜しく外国と平均の法を設くべき事。 以上八策は、方今天下の形勢を察し、之を 宇内...
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大町桂月 猫征伐 (青空文庫)
ての計略は猫には役立たざる也。 出入する古本屋あり。余の留守の日、來りて、この事をきゝて、箱おとしを設く。半日かゝりて、出來上りて、夕方、甥、之を藪の中にもちゆきけるに、猫果してかゝる。箱のまゝ、うらの川へもちゆかむとせしに、猫は...
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正岡子規 高尾紀行 (青空文庫)
路に高幡の不動を過ぐ。 松杉や枯野の中の不動堂 小山を りて寺の門に至る。石壇を上れば堂宇あり。後の岡には處々に亭を設く。玉川は眼の下に流れ武藏野は雲の際に廣がる。 玉川の一筋ひかる冬野かな 鳴雪...
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