訓令式ローマ字
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 13:48 UTC 版)
訓令式ローマ字は、五十音表の段と行をラテン文字で記号として表した合理的な五十音表記法であり、たとえばシはサ行イ段 (si) の位置にあるので、si と表記される。 活用における動詞の変化の説明においてもこれまでのローマ字表記だと少々無理があったものの、「勝つ」の連用形における語幹もkatにして表記(これまでだと連用形なら kachi になり語幹の末子音字が変化してしまう)することが可能となった。 なお、ヤ行イ段 (yi) は空白であるためにイ段のみ書くように、五十音表で空欄の位置は母音字のみで表記され子音字は省かれる。 ジ (zi) とヂ (di/zi) 、オ (o) とヲ (wo/o) のように発音がほぼ同じものは、表記しやすいものに統一される。
※この「訓令式ローマ字」の解説は、「五十音」の解説の一部です。
「訓令式ローマ字」を含む「五十音」の記事については、「五十音」の概要を参照ください。
「訓令式ローマ字」の例文・使い方・用例・文例
- 訓令式ローマ字のページへのリンク