言立て

デジタル大辞泉

いい‐たて〔いひ‐〕【言（い）立て】

読み方：いいたて

《「いいだて」とも》

１ 取り立てて言うこと。強く主張すること。「先方の—を聞く」

２ 言い逃れの言葉。口実。

「お勢は気分悪いのを—にして英語の稽古にも往かず」〈二葉亭・浮雲〉

３ 宣伝的な事柄を、節をつけて述べ立てること。口上。

「歯磨き売りの居合抜き、売薬の—」〈滑・膝栗毛・七〉

４ 歌舞伎の舞台で、特にまとまった事柄を朗唱風に述べる台詞(せりふ)。

こと‐だて【言立て】

読み方：ことだて

口に出して言うこと。揚言。誓言。

「人の祖(おや)の立つる—人の子は祖の名絶たず」〈万・四〇九四〉

日本語活用形辞書

言立て

読み方：いいたて

タ行下一段活用の動詞「言立てる」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

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言立て

読み方：ことだて

【文語】タ行下二段活用の動詞「言立つ」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

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文語活用形辞書

言立て

読み方：いいたて
かな表記：いひたて

タ行下二段活用の動詞「言立つ」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。
「言立つ」の口語形としては、タ行下一段活用の動詞「言立てる」が対応する。

口語形

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「言立て」の例文・使い方・用例・文例

• 諫言立てする
• 猪口才｛ちょこざい｝な諫言立て（聞く耳持たぬ）