角田義一とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 角田義一の意味・解説 

角田義一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/29 13:32 UTC 版)

角田 義一(つのだ ぎいち、1937年昭和12年〉6月9日 - 2024年令和6年)2月23日)は、日本政治家弁護士。位階は従三位、勲章は旭日大綬章


  1. ^ 民主党本部は角田の闇献金疑惑の発覚により群馬県選挙区での独自候補擁立を断念した[9]。角田や民主党群馬県連は角田の秘書である長沼広・県連最高執行役員会議事務局長(群馬3区で出馬経験あり)の擁立を模索していた[9]
  2. ^ 2023年4月の県議選で日本維新の会公認で初当選したのは元衆議院議員の宮崎岳志[19][20]
  3. ^ 守る会は2014年11月13日に群馬県知事を相手取り行政訴訟を起こし、角田は守る会側の弁護団長を務めている[27][28]
  4. ^ 当時の県連関係者は取材に対して県連幹部の指示で内部帳簿を作成したと語り、献金の事実を認めた[40]。献金は県連幹部の指示で金庫に入れ、県連の通帳には入金せず、様々な支払いに使われたと語った[41]。朝鮮総連関連の献金については、県連幹部から朝鮮総連系の商工会からの献金だと150万円を渡され、幹部の指示で50万円と100万円に分けて帳簿に記載したと述べた[42]。内部帳簿に記載された個人献金者のうち数十人は取材に対して、献金の事実を認めた[43]。内部帳簿に記載された団体の一部も献金を渡したことや県連から領収書を受け取ったことを認めた[44]
  5. ^ この会計責任者は、「陣中見舞い」の窓口であった群馬県連の収支報告書(2001年分)に5万を超える企業・団体献金が一件も記載されていなかった点については「どうしてなのか分からない」と述べるに留めた[47]
  6. ^ 前日に当時の会計責任者は会見で当時陣中見舞いについて角田に「報告はしていたと思う」と述べたが、角田は陣中見舞いの説明を受けた覚えはないと述べ、両者の発言に食い違いも見られた[48]。群馬県連関係者は、角田が寄付について何も報告を受けなかったとは考えにくいとの見解を示した[49]。会見に対して、公明党斉藤鉄夫政調会長は「自分は一切知らないから責任はない」という論法は通用しないと批判[50]。社民党の福島瑞穂党首も「説明責任を十分尽くしているとは思わない」と批判した[51]日本共産党群馬県委員会は、疑惑が事実であれが副議長および参院議員を辞職すべきと角田の前橋事務所に申し入れた[52]
  7. ^ 角田は会見を10分余りで一方的に打ち切り、記者の質問には応じなかった[54]自民党中川秀直幹事長は北朝鮮系の団体からの献金疑惑があることから「わが国の外交政策上、重大な懸念がある」との談話は発表した[55]。公明党の漆原良夫国対委員長は「疑惑の解明はゼロだ」と批判した[55]。朝日新聞は社説で、疑惑をきちんと説明せずに副議長職に留まろうとした角田は政治家としての晩節を汚したと論じた[56]
  8. ^ 新たな副議長には民主党の参議院幹事長だった今泉昭が選出された[8]。2月6日、北朝鮮による拉致被害者と家族の支援組織「救う会・群馬」がホームページに角田への抗議文を掲載した[57]。救う会は抗議文で「疑惑に明確に答えてほしい」と訴えた[57]
  9. ^ 読売新聞社は流出した内部帳簿の献金を裏付ける会計資料(入出金伝票、領収書控え、全収支を記載した会計帳簿のコピー等)を独自に入手し、群馬県連最高執行役員会議事務局長・長沼広(群馬3区で出馬経験あり)に確認を求めた[58]。長沼は3月5日に会見を開いて会計資料を公表し、当時の経理担当者が「自分が書いたものもある」と認め、異なった資料間で整合性が取れていることを明かしたが、会計資料の真贋は断定できないと述べた[59]。民主党の鳩山由紀夫幹事長は3月16日の記者会見で、長沼が同月5日に公表した会計資料について角田や群馬県連から党本部に報告がされていないとして不信感を示した[60]
  10. ^ 党内からはこの処分では甘すぎるとの声も挙がった[62]


「角田義一」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「角田義一」の関連用語

角田義一のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



角田義一のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの角田義一 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS