見届け人秋月伊織事件帖
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/22 09:34 UTC 版)
「見届け人秋月伊織事件帖」(みとどけにんあきづきいおりじけんちょう)は、講談社文庫より刊行されている藤原緋沙子による時代小説シリーズ。
- ^ 旅籠町1丁目。今の神田1丁目あたり。江戸期には、現在の昌平橋と万世橋の中間に筋違橋(すじかいばし)が神田川に架かっており、この橋から北に、将軍が上野の寛永寺に詣でる際に通る御成道(おなりみち)が伸びていたが、その道筋にあたる。
- ^ a b 一両=四分=十六朱=四千文
- ^ 嫂の華江は30代半ばで(第4部第2話)、伊織とは10歳近く年が離れているという記述がある(第4部第1話)。
- ^ 武家の次男以下で、家督を相続できず、婿や養子にも行かずに扶養されている者。
- ^ いわゆる御庭番が所属する部署。ただし、吉蔵は単なる下級役人で、密偵役は行なっていないようである。
- ^ おもてだな。道路に面した店舗や作業場(住居も兼ねる)。これに対して、道路から細い路地を入った裏手の居住地を裏店(うらだな)と言う。
- ^ 藤原緋沙子の時代小説では、しばしばこのような名前の間違いが見受けられる
- ^ 神田川と隅田川の合流点近くにあった。
- ^ 初登場時(第1巻第2話)では、長吉が手札を貰っていたのは別の同心で、蜂谷はその人と懇意の間柄という説明がされていたが(すなわち、長吉は蜂谷の直接の手下ではない)、後の話では蜂谷から手札を貰っていた(すなわち、直接の手下だった)という記述に変わっている。
- ^ 大名家や武家などが受けた献上品のうち、余ったり残ったりしたもの(献残)を買い取り、再生して販売する、今でいうリサイクルショップ。
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- 2 見届け人秋月伊織事件帖の概要
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