要塞砲とは? わかりやすく解説

ようさい‐ほう〔エウサイハウ〕【要塞砲】

読み方:ようさいほう

要塞据え付けられた大型強力な大砲


要塞砲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/13 05:32 UTC 版)

要塞砲(ようさいほう)は要塞に備え付けられた防衛用の大砲。一般には沿岸要塞に備え付けられている対艦および水際防御用の沿岸砲も要塞砲に分類される。大砲が発達し、稜堡式の要塞が用いられるようになった18世紀以降に多く用いられるようになった。




「要塞砲」の続きの解説一覧

要塞砲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/02 01:24 UTC 版)

自動装填装置」の記事における「要塞砲」の解説

自動装填には動力必要になるので、本来なら野戦にはむかない装備である。艦艇戦車なら動力を得ることはたやすいし、また内燃機関装備容易な現代では動力有無はあまり問題にならないが、そうでは無い時代には大きな問題となったこのため機力装填装置備えられる陸砲は設備完備した要塞備えられた要塞砲が多かった同時に要塞機動性備える必要が無く威力増大求めて弾薬巨大化ていったため、砲弾装填を機力で行う必然性があったといえるだろう。 日本要塞には軍縮退役した戦艦艦砲砲塔ごと再利用した要塞砲があったが、当然これらには装填装置最初から備わっていた。

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要塞砲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/16 16:19 UTC 版)

虎頭要塞」の記事における「要塞砲」の解説

1941年昭和16年)、帝国陸軍関東軍特種演習ならびに要塞建設刺激されソ連は、本要塞火砲射程圏内にあると思われウスリー河対岸シベリア鉄道イマン鉄橋国境より15km迂回させた(イマン迂回鉄橋)。シベリア鉄道迂回されたことを危惧した帝国陸軍は、1920年代開発されそのあまりの大きさ運用コストのため日本国内事実上放置されていた試製四十一糎榴弾砲配備決定した同年10月輸送開始され虎頭要塞への搬入秘匿のため夜間行われた)、翌1942年昭和17年3月配備完了している。また、もとは東京湾防備のため富津射撃場配備されていた最大射程50km大和型戦艦主砲四十六糎砲の最大射程は42km)を誇る九〇式二十四糎列車加農も、上述理由のため改軌経て試製四十一糎榴弾砲移動同時に要塞配備されている。 虎頭要塞の主要火砲(要塞砲)は、帝国陸軍のみならず陸海軍において、屈指の威力ないし長射程を誇る先述試製四十一糎榴弾砲および九〇式二十四糎列車加農筆頭に、既存要塞砲であった七年式三十糎長榴弾砲四五式二十四糎榴弾砲、重加農たる九六式十五加農四五十五加農大口径長射程重砲であった

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