西安事件とは? わかりやすく解説

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せいあん‐じけん【西安事件】


西安事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/01 15:07 UTC 版)

西安事件(せいあんじけん)は、1936年民国25年)12月12日中華民国陝西省西安で起きた張学良楊虎城らによる蔣介石軍事委員長拉致監禁事件。中国では西安事変と呼ばれる。事件収束に至る真相の詳細はいまだ不明だが、この事件によって、その後の共同抗日国共合作が促されたとされる。


注釈

  1. ^ 「剿共」(ジャオゴン)とは、共産党討伐の意。日本では「しょうきょう」などと読む。
  2. ^ 事件当時は党資料編纂委員会主任。
  3. ^ 児島襄は「五間房」としているが現地の写真(2008年撮影)によって「五間廰」であることが裏付けられるのでそれにならう。

出典

  1. ^ a b c 児島襄『日中戦争3』文藝春秋、1988年、243頁。 
  2. ^ a b c 児島襄『日中戦争3』文藝春秋、1988年、244頁。 
  3. ^ 児島襄『日中戦争3』文藝春秋、1988年、246頁。 
  4. ^ 児島襄『日中戦争3』文藝春秋、1988年、246-247頁。 
  5. ^ 児島襄『日中戦争3』文藝春秋、1988年、247頁。 
  6. ^ 児島襄『日中戦争3』文藝春秋、1988年、250頁。 
  7. ^ 日本外交文書デジタルアーカイブ 昭和期II第1部 第5巻 上巻. 外務省. p. 656. https://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/honsho/shiryo/archives/DS0002/0007/0001/0006/0003/0003/index.djvu 2011年10月9日閲覧。 
  8. ^ a b 児島襄『日中戦争3』文藝春秋、1988年、228-229頁。 
  9. ^ 児島襄『日中戦争3』文藝春秋、1988年、231頁。 
  10. ^ 児島襄『日中戦争3』文藝春秋、1988年、232頁。 
  11. ^ a b c d e f g 梅本可奈子・如月隼人 (2007年9月17日). “【今日は何の日】1949年:楊虎城が殺害される”. Searchina. 2011年10月16日閲覧。
  12. ^ 後勝『ビルマ戦記―方面軍参謀 悲劇の回想』光人社、27頁。ISBN 4769805705 
  13. ^ a b 児島襄『日中戦争3』文藝春秋、1988年、263-264頁。 
  14. ^ a b c d e 児島襄『日中戦争3』文藝春秋、1988年、265-266頁。 
  15. ^ 児島襄『日中戦争3』文藝春秋、1988年、268頁。 
  16. ^ a b c 児島襄『日中戦争3』文藝春秋、1988年、269頁。 
  17. ^ a b 児島襄『日中戦争3』文藝春秋、1988年、270頁。 
  18. ^ a b 児島襄『日中戦争3』文藝春秋、1988年、272頁。 
  19. ^ a b c d e 児島襄『日中戦争3』文藝春秋、1988年、271頁。 
  20. ^ 児島襄『日中戦争3』文藝春秋、1988年、281頁。 
  21. ^ a b 「西安から釈放され飛行機で洛陽に安着 宋美齢夫人らとともに張学良氏も同行す」大阪朝日新聞 1936.12.26 (昭和11)
  22. ^ 児島襄『日中戦争3』文藝春秋、1988年、288頁。 
  23. ^ 児島襄『日中戦争3』文藝春秋、1988年、294頁。 
  24. ^ a b c d 児島襄『日中戦争3』文藝春秋、1988年、296頁。 
  25. ^ 小倉 1937, p. 15-16.
  26. ^ 『東京朝日新聞』昭和12年2月22日付朝刊 2面
  27. ^ 『東京朝日新聞』1937年3月6日朝刊 2面
  28. ^ 『東京朝日新聞』1937年3月7日夕刊 1面
  29. ^ スノー 1964, p. 10-11.
  30. ^ a b c 長野 1975, p. 267.
  31. ^ 長野 1975, p. 284-285.



西安事件 (1936年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 13:52 UTC 版)

第一次国共内戦」の記事における「西安事件 (1936年)」の解説

詳細は「西安事件」を参照 1936年12月7日張学良蔣介石対し国共内戦停止し対日戦に向かうことが救国となると勧告したが、蔣は張学良共産党惑わされていると一喝した。12月12日張学良親衛隊宿泊先襲撃し蔣介石拘束拉致した。西安拘禁され蔣介石国民党共産党の再合作迫られた。蔣介石共産党周恩来らとの会談反共姿勢から抗日姿勢への転換受諾した共産党翻意張学良蔣介石恭順して、12月26日蔣介石張学良連立って南京帰還したことで、西安事件は一旦は収まった張学良提案した内戦停止一致抗日統一戦線結成世論支持を受け、蔣介石無視できなくなったそれゆえ1937年2月開かれた中国国民党第五期第三次中央執行委員全体会議では、2月15日赤化根絶決議採択し日本側へコミンテルンとの連絡やめない限り共産党存在認めない伝えた。西安事件後を契機壊滅寸前共産党は、コミンテルン方針もあり国民党との合作活路を見つけようとした。しかしながら国民党内の共産党不信根強く合作交渉を捗らなかった。4月12日ソ連大使ボゴモロフが上海国民政府対し英米仏など太平洋関係諸国集団互助協定締結するか、中ソ相互不可侵協定の締結提案し協定締結されなくともソ連5000元の武器供与できると提案した

※この「西安事件 (1936年)」の解説は、「第一次国共内戦」の解説の一部です。
「西安事件 (1936年)」を含む「第一次国共内戦」の記事については、「第一次国共内戦」の概要を参照ください。

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