藤原実宗
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藤原 実宗(ふじわら の さねむね)は、平安時代後期から鎌倉時代初期にかけての公卿。藤原北家閑院流西園寺家、権大納言・藤原公通の長男。官位は正二位・内大臣。西園寺家3代。坊城内大臣、大宮、五条と号す。
- ^ 父・公通が権中納言を辞しての申任である。
- ^ 実宗の復任の日付からすると公通の薨去は『玉葉』にある通り4月ということになる。
- ^ 『明月記』元久2年6月17日の条。しかし通資は任内大臣を願い出たとたんに病になってしまった。
- ^ 『明月記』元久2年6月19日の条。
- ^ 前掲書。
- ^ 『圖書寮叢刊 伏見宮楽書集成一』、32ー33頁。
- ^ 『圖書寮叢刊 伏見宮楽書集成一』、65頁。
- ^ 『圖書寮叢刊 伏見宮楽書集成一』、65ー66頁。
- ^ 『文机談』巻第四、101-104頁。および『冷泉相国記』建長4年4月21日条。
- ^ 豊永聡美「二条定輔考」(初出:『東京音楽大学研究紀要』15(1991年)/改題所収:「藤原定輔」豊永『中世の天皇と音楽』(吉川弘文館、2006年) ISBN 4-642-02860-9 P229-252)
- ^ 村山修一、『藤原定家』、278ー288頁。ただし、実宗の時代にはまだ「西園寺家」は成立していないのである。
- ^ 『公卿補任』
- ^ 『尊卑分脈』
- 1 藤原実宗とは
- 2 藤原実宗の概要
- 3 琵琶の秘曲伝授に関わる
- 4 系譜
固有名詞の分類
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