装丁とは? わかりやすく解説

そう‐てい〔サウ‐〕【装丁/装訂/装×釘/装×幀】

読み方:そうてい

[名](スル)製本仕上げとして、書物表紙・扉(とびら)・カバーなど体裁を整えること。また、その意匠。「凝った意匠で—する」

[補説] 装丁が書物外側デザイン意味するのに対し装本は、レイアウト材料選択印刷方法製本様式までの形式意味することが多い。


そうてい 【装丁】

書籍デザイン本の表紙やサイズ・レイアウト・書体など体裁に関する全てを指す。

装幀

(装丁 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/26 14:20 UTC 版)

装幀(そうてい、装丁)とは、一般的にはを綴じて表紙などをつける作業を指す。


  1. ^ a b 長澤規矩也『図解書誌学入門』(汲古書院,1976.11)p.3
  2. ^ 康熙字典網上版334頁
  3. ^ 裝釘同好會編『書物と裝釘』創刊号、1930年。
  4. ^ a b 司馬遼太郎「三人の茂雄」『本所深川散歩・神田界隈』街道をゆく36、司馬遼太郎、朝日新聞社、1992年、427〜437頁。
  5. ^ 岡茂雄「落第本屋の手記」『本屋風情』、平凡社、1974年、264〜288頁。
  6. ^ 講談社出版文化賞 では「ブックデザイン」を設けている
  7. ^ [1][2]
  8. ^ 13歳のハローワーク公式サイト
  9. ^ [3]
  10. ^ 京都大学図書館資料保存ワークショップ[図書館に修復室をツクろう!]⑥ルリユールという仕事活版印刷研究所ウェブマガジン(2018年12月27日閲覧)。
  11. ^ 「ルリユール 本を着飾る」『日本経済新聞』朝刊2018年10月14日(NIKKEI he TYLE)。
  12. ^ ミウラ ティニ、三浦永年、金丸 裕子「ティニ・ミウラ、三浦永年夫妻のアトリエ訪問--手作り豪華製本装幀の世界」 (小特集 私流 本の楽しみ方)『東京人』第18巻第3号、東京都歴史文化財団、2003年3月、114-117頁。ISSN 0912-0173。


「装幀」の続きの解説一覧

装丁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 00:11 UTC 版)

週刊少年ジャンプ」の記事における「装丁」の解説

表紙基本的に連載漫画作品担当している。表紙選ばれる作品は新連載周年迎えた作品が多い。2018年14号時点表紙飾った回数が最も多いキャラクターは『ONE PIECE』のモンキー・D・ルフィで、計336飾っている。2018年36・37号の表紙は、同号掲載漫画作品キャラクター加え、ロックバンド・サザンオールスターズのイラスト表紙を飾る。合併号では複数作品キャラクターが並ぶ「集合表紙」となるが、休刊によるズレなどで通常号使われることもある。 背表紙基本的に表表紙作品飾っている。連載10周年などを迎えた作品1年通じて背表紙イラスト独占することもある。 かつては他の週刊少年漫画誌と同じくスポーツ選手アイドルグラビア表紙巻頭飾っていた(1970年代後半から1980年代前半までと1990年代一時期)が1996年以降はほぼない。本誌内では2色の情報ページなどでスポーツ選手特集インタビュー記事掲載されることもある。 2012年18号では「W(ダブル巻頭カラー」と称して表表紙裏表紙上下逆さまにし、表表紙『めだかボックス』裏表紙『黒子のバスケ』と2作が同時に表紙巻頭飾った

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装丁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 20:57 UTC 版)

サンリオSF文庫」の記事における「装丁」の解説

装丁は、全ての文字の書体ゴシック体用いるなど、一定のフォーマット統一されていた。コート紙カバーは、表紙全面イラストあしらい上部中央書名著者などが配されていた。イラスト加藤直之角田純男、木嶋俊らによるもので、シュールリアリスティックなものが多かったカバーの背にはタコ火星人マーク番号付されていた。番号は、刊行順に作家ごとに割り振られ数字と、作家別刊行順に割り振られアルファベット組み合わせからなるものであった例えば、3-Fは、ディックサンリオSF文庫で6番目に刊行された作品を指す)。

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装丁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 02:50 UTC 版)

ガルム (雑誌)」の記事における「装丁」の解説

サイズはA4版よりひとまわり大きくページ数は1540ほどだった。表紙二色刷りで、内表紙は本文と同じ紙で通常は黒の単色だった。外表紙では季節感出し内表紙では時事話題諷刺した外表紙は美的な側面表現するので、定期的に外表紙を手がける画家首席画家として扱われた。創刊号外表紙はシグネ、内表紙はマルクス・コリンが描いたトーベ1935年夏至号で初め表紙描き1939年以降外表紙の7割から8割を手がけた。トーベ公式サイトで、表紙一部閲覧できる

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装丁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/28 20:57 UTC 版)

土井宏明」の記事における「装丁」の解説

フィリップ・K・ディックアンドロイドは電気羊の夢を見るか?』 (Do Androids Dream of Electric Sheep?) ※映画『ブレードランナー』原作フィリップ・K・ディック 『高い城の男』 (The Man in the High Castle)

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装丁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 17:45 UTC 版)

パンドラ (文芸誌)」の記事における「装丁」の解説

創刊からVol.2 SIDE-Bまで 表紙は特殊コーティングがされており、各巻異な模様キラキラ光っていた。表紙イラストリードロゴ描かれているだけのシンプルなものであり、他の雑誌とは様相異なっている。この表紙太田担当であったが、太田は「雑誌売れるのは作家性能売れんじゃなくて編集部性能売れるものだ」という意識持っていたことによるまた、毎号袋とじページがついていた。ちなみにファンクラブ会報誌KOBOによれば、この袋とじ国宝社の特許なければ実現難しいものであったこと、この作業手作業行われており、紙を扱う手作業専門の人に依頼していること、機械化できないか思ったこともあったそうだが、打診した会社には1億円あっても無理と言われ面倒くさい一品であったことが紹介されている。 Vol.3リニューアル以降 Vol.2 SIDE-B巻末予告され通りVol.3では装丁以外にも大幅なリニューアルが行われた。また、Vol.4からは表紙にその号の特集内容表記するようになった表紙イラストレーター変更 - これ以前4号はともひが表紙イラスト担当していた。 袋とじページ廃止 SIDE-ASIDE-Bといった巻数表記廃止分冊前提としない編集体制、年4回刊行への移行新人賞受賞長編一挙掲載廃止 キャッチコピー変更

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装丁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/05 01:33 UTC 版)

Automatic/time will tell」の記事における「装丁」の解説

台湾8cmシングルは、日本ジャケットとは異なる。 12cmシングルには初回仕様存在しメタリックな紙質ジャケットとなっている。

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装丁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/30 14:19 UTC 版)

青山民吉」の記事における「装丁」の解説

北辰會雜誌』第82第四高等學校北辰會 1918年6月の巻中挿画の選出担当ゴヤ作の4絵画使用したドガに就て 造型美論 ポール・ヴァレリー吉田健一筑摩書房1940年の巻中挿画の選出青山民吉が、装丁監修青山二郎分担した

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装丁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/03 03:44 UTC 版)

徳川家康三方ヶ原戦役画像」の記事における「装丁」の解説

2016年現在絹本著色掛軸となっている。本紙寸法は、縦1尺2寸4分5厘(37.8センチメートル)・横7寸1分8厘(21.8センチメートル)。 表装は、上下地絓、中廻紺地唐草文金襴風袋一文字白茶地宝尽文金襴、軸を黒塗撥型とする。

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装丁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/25 08:21 UTC 版)

講談社BOX」の記事における「装丁」の解説

銀色の紙ケースB6判ソフトカバー収納する、という特徴的な装丁を採用している。カバーなど無く通常の帯の代わりに箱に丸いシールステッカー)が貼付される。このアイデア清涼院流水よるものシールは、全て職人の手作業で貼られており、斜めになっている理由は、部長太田克史斜に構えているからだという。 この仕様コスト高の要因となり、初刷部数低下した末期は、西尾維新の「〈物語〉シリーズ」以外、シリーズ続編でもソフトカバーでの刊行となった

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装丁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/25 22:36 UTC 版)

写楽 (雑誌)」の記事における「装丁」の解説

創刊からの清水編集長時代には「写楽」のロゴマーク除けば価格号数小さな英数字表記のみで、表紙に(記事見出し等の)文字一切用いず篠山紀信沢渡朔といった一流写真家の「写真物を言わせる」と言わんばかり方針徹底した背表紙は、1年通じて特定のテーマ持ったデザインとなっていた。例えば、1981年昭和56年)の背表紙は、パルテノン神殿写真12分割したものであった

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装丁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/16 10:07 UTC 版)

講談社現代新書」の記事における「装丁」の解説

初代 創刊当初えんじ色表紙にビニールカバーだった。この装丁のみ、著者名末尾に「著」の表記がある。 2代目 1971年杉浦康平等のデザインによる、各冊ごとに表紙はテーマイラストと惹句キャッチコピー)、裏側著者写真略歴著者共著など場合記載無しもある)と目次入りカバー装丁に変更された。本体カーキ色3代目 1985年入り本体表紙あずき色で、杉浦デザインによる人体図や幾何学模様組み合わせたものになり、ブックマークも1,000冊目よりノーベル平和賞メダルから杉浦による「アジア豊穣の渦」を意味するデザイン変更された。カバー・レイアウトもタイトルフォントなどが変更した4代目 創刊40周年機に2004年10月刊行の1,738冊目より中島英樹デザインによる白地左上に黒のゴシック体本のタイトル中央カラフルな正方形置いたパターンの装丁に変更する。この正方形基本的に単色だが、本によっては中にイラスト入っていることもある。2007年6月刊行から落ち着きを出すため、背表紙含めベース統一(一部の本はカラー)。本体表紙と帯は正方形の色と同じ。2009年7月には2,000冊目を越えた

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