あんどん‐ばかま【行▽灯×袴】
読み方:あんどんばかま
《形が行灯に似るところから》襠(まち)のない袴。
行灯袴
袴
(行灯袴 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/11 02:23 UTC 版)
袴(はかま)とは、日本で下半身に着用する伝統的な衣類の一つ。
注釈
- ^ 1.おすい、おすひ。古代、衣服の上から着た外套のようなもの。元は男女とも用いたが、のちに主として神事をおこなう女性が用いた。一説では幅広の布であると。goo辞書「襲(おすい」[1]
2.おそい、おそひ。動詞「おそう」から上を覆うもの、覆い。(馬を覆う物の意味から)鞍。goo辞書「襲(おそい)」[2] - ^ 南野陽子が主演した1987年の映画『はいからさんが通る』(大正時代が舞台)がきっかけとなり、1990年代後半に定着したという[13]。
- ^ 映画化された漫画『ちはやふる』の影響が指摘されている。批判的な意見を示す保護者や、自粛を求める学校もある[14]。
- ^ (昭和13年制式以前の)『陸軍服制』および、『海軍服制』では「軍衣袴」はいわゆる「冬服上下」を指す。
出典
- ^ 「武弓」第一巻第六号、1936年
- ^ 「女子禮法教科書」P162、1931年
- ^ 日本大百科全書「山袴(やまばかま)」 小学館 2018年01月10日閲覧
- ^ a b 世界大百科事典「袴(馬乗袴)」 平凡社 2018年01月10日閲覧
- ^ a b 日本大百科全書「野袴」 小学館 2018年01月10日閲覧
- ^ デジタル大辞泉「襠無し袴」 小学館 2018年01月10日閲覧
- ^ a b 大辞林「四幅袴(よの-ばかま)」 三省堂 2018年01月11日閲覧
- ^ 世界大百科事典「四幅袴/四布袴」 平凡社 2018年01月11日閲覧
- ^ a b 百科事典マイペディア「裁付(たっつけ)」 平凡社 2018年01月11日閲覧
- ^ 世界大百科事典 第2版「裁付(たっつけ)」 平凡社 2018年01月11日閲覧
- ^ a b c 世界大百科事典 第2版「軽衫(かるさん)」 平凡社 2018年01月11日閲覧
- ^ 世界大百科事典 第2版「雪の民俗」 平凡社 2018年01月11日閲覧
- ^ “卒業式になぜ袴?「はいからさん」からギャル系など移り変わる袴スタイルを調査”. Kindai Picks. 近畿大学 (2018年10月9日). 2021年1月4日閲覧。
- ^ 『日本経済新聞』夕刊2018年3月22日「小学校の卒業式<はかま>ブーム、漫画が火付け役に/予約急増、半数超す学校も」(社会面)
- ^ 『陸軍服制』・『海軍服制』
- ^ a b 今井国勝、今井万岐子『よくわかる山菜大図鑑』永岡書店、2007年、7頁。
行灯袴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/28 00:38 UTC 版)
明治中期頃から女学生が着用していた袴を、裾さばきのしやすさから後に男子も略式として使用するようになった。筒状のスカートの形状になっているが、外見上は襠有袴と同じとなっている。男女用で前後の襞の数が違う。女学生の制服から発達したことにより女袴と呼ぶこともある。
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「行灯袴」の例文・使い方・用例・文例
- 行灯袴
- 行灯袴という袴
- 行灯袴という,男物の袴
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