蛙 (喜劇)とは? わかりやすく解説

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蛙 (喜劇)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/24 03:03 UTC 版)

』(かわず、: Βάτραχοι, Bátrachoi, バトラコイ: Ranae)は、古代ギリシャ喜劇作家であるアリストパネスによるギリシア喜劇である。ギリシャの二大悲劇作家の批評合戦がテーマになっている。


注釈

  1. ^ 逸身喜一郎は「蛙」の上演間近になってソフォクレスも亡くなってしまったので、急遽言及せざるを得なくなった為に、必ずしも上手くいったとは言えない継ぎ足しとしてソフォクレスを登場させたとしている[1]
  2. ^ アリストパネス自身『蛙』以外に、『雲』『蜂』『女だけの祭』で揶揄ったり、彼の曲の詩文をパロディーにしている[2]
  3. ^ もっとも世上の評価は芳しくなく、「優勝は、それが何者か分からないが、クセノクレスで」とか、「クセノクレスが、それもこのような作品で勝ち、エウリピデスが敗れたのは実に笑うべきこと」とか、「審査員たちが愚かで無教養ゆえに正当な判断を欠いていたか、買収されたのだろう」などと惨憺たるものである[3]

出典

  1. ^ 逸身、2013年、p.202~203 参照
  2. ^ 悲劇全集13、岩波、1992年、p.105~107 参照
  3. ^ 悲劇全集13、岩波、1992年、p.106 参照
  4. ^ 悲劇全集13、岩波、1992年、p.148~149 参照
  5. ^ 高津、1950年、p.22 参照


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