芭蕉関係人名集 |
藤堂探丸
(とうどうたんまる)
芭蕉の元主君藤堂蝉吟の忘れ形見藤堂新七郎良長、藤堂新七郎家第三代目当主。探丸<たんまる>は俳号。父譲りの文人で俳諧をよくした。 芭蕉に大変心酔していたようで、芭蕉の帰郷を楽しみにしていたようである。25歳で死んだ父同様、45歳の若さで没。
探丸の代表作
折かけの火をとるむしのかなしさよ(『あら野』)
一夜一夜さむき姿や釣干菜(『猿蓑』)
魚のかげ鵜のやるせなき氷哉(『猿蓑』)
やぶの雪柳ばかりはすがた哉(『猿蓑』)
山鳥や躑躅よけ行尾のひねり(『猿蓑』)
我影や月になを啼猫の恋(『續猿蓑』)
蜻蛉や何の味ある竿の先(『續猿蓑』)