藤原隆家とは? わかりやすく解説

ふじわら‐の‐たかいえ〔ふぢはら‐たかいへ〕【藤原隆家】

読み方:ふじわらのたかいえ

[979〜1044]平安中期公卿道隆の四男。叔父道長との政権争い敗れて失脚、のちに許され大宰権帥(だざいのごんのそち)に赴任寛仁3年1019外敵刀伊(とい)を撃退して武勇の名をあげた。


藤原隆家

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/06 06:28 UTC 版)

藤原 隆家(ふじわら の たかいえ)は、平安時代中期の公卿藤原北家摂政関白内大臣藤原道隆の四男(高階貴子を母とする兄弟では次男)。官位正二位中納言


注釈

  1. ^ 「天気無動、但左府猶有遏絶者」[9]
  2. ^ 枕草子』、隆家は「三位中将」または「中納言」の官名でしばしば登場。
  3. ^ 隆家は敦儀親王を婿取ろうとして道長の「気色不快」を招き、その結果翌年に延引したという[15]
  4. ^ 隆家次女(参議兼経室)の4世孫にあたる従三位季行の息女が九条兼実室となり良経を生んでいるため、九条家にもその血は入った。

出典

  1. ^ 『小右記』長徳元年7月27日条
  2. ^ 『小右記』長徳元年8月3日条
  3. ^ 『日本紀略』長徳2年正月16日条
  4. ^ 『栄花物語』巻第4「みはてぬゆめ」
  5. ^ 『小右記』長徳2年4月24日条
  6. ^ a b 勝倉[2003: 15]
  7. ^ a b c d e f g h i 『大鏡』第四巻,内大臣道隆
  8. ^ 『御堂関白記』長和2年正月10日条
  9. ^ 『小右記』長和3年5月7日条
  10. ^ 森克己「日麗交渉と刀伊賊の来寇」『続日宋貿易の研究』国書刊行会、1975年
  11. ^ 小右記』長和元年4月27日条
  12. ^ 『小右記』寛弘2年正月5日条,長和2年8月13日条,同年9月8日条
  13. ^ 『小右記』寛仁元年9月16日条,寛仁4年10月30日条
  14. ^ 関口力『摂関時代文化史研究』思文閣出版、2007年 ISBN 978-4-7842-1344-3 P23-26・77-79
  15. ^ 小右記』寛仁4年(1020年)10月23日条・治安元年(1021年)2月1日条
  16. ^ 菊池氏#起源参照。
  17. ^ a b c 『近衛府補任』
  18. ^ 『帥次第』


「藤原隆家」の続きの解説一覧

藤原隆家(ふじわら の たかいえ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 17:03 UTC 版)

暴れん坊少納言」の記事における「藤原隆家(ふじわら の たかいえ)」の解説

従三位権中納言。伊周の弟で定子の兄(史実では伊周・定子失脚後生き延びている)。

※この「藤原隆家(ふじわら の たかいえ)」の解説は、「暴れん坊少納言」の解説の一部です。
「藤原隆家(ふじわら の たかいえ)」を含む「暴れん坊少納言」の記事については、「暴れん坊少納言」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「藤原隆家」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



藤原隆家と同じ種類の言葉


固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「藤原隆家」の関連用語

藤原隆家のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



藤原隆家のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの藤原隆家 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの暴れん坊少納言 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS