なずな〔なづな〕【×薺】
ナズナ
なずな (薺)
●わが国の各地をはじめ、世界の温・暖帯地域に広く分布しています。別名を「ペンペングサ」ともいいますが、果実のかたちを三味線のばちに見立てたものです。根生葉を地面に広げて越冬し、冬の終わりのころから花茎を伸ばしはじめます。花期は3月から5月で、白色の花を総状花序に咲かせます。中国では古くから薬食に用いられ、わが国でも古くから食用とされました。七草粥に入れるようになったのは、室町時代からといわれまは、室町時代からといわれます。
●アブラナ科ナズナ属の二年草で、学名は Capsella bursa-pastoris。英名は Shepherd's purse。
ナズナ
(薺 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/14 09:23 UTC 版)
ナズナ(薺[5]・撫菜[5]、学名:Capsella bursa-pastoris)は、アブラナ科ナズナ属の越年草。別名、ペンペングサ(ぺんぺん草)、シャミセングサ(三味線草)。田畑や荒れ地、道端など至るところに生え、春から夏にかけて白い花と三角形の果実をつける。春の七草の一つで、若苗や若葉は食用にもなる。ムギ栽培の伝来と共に日本に渡来した史前帰化植物と考えられている[6]。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Capsella bursa-pastoris (L.) Medik. var. triangularis Grunner ナズナ(狭義)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年3月26日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Capsella bursa-pastoris (L.) Medik. ナズナ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年3月26日閲覧。
- ^ 文部科学省 「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」
- ^ 厚生労働省 「日本人の食事摂取基準(2015年版)」
- ^ a b c d e f g 金田初代 2010, p. 134.
- ^ 琵琶湖博物館外来生物図 琵琶湖博物館
- ^ a b c d e f g h i j k 田中孝治 1995, p. 100.
- ^ 深津正 2000, p. 204.
- ^ a b c d e f g 亀田龍吉 2019, p. 16.
- ^ 深津正 2000, p. 203.
- ^ 深津正 2000, pp. 204–205.
- ^ a b c d e f 主婦と生活社編 2007, p. 48.
- ^ a b c d e f g 貝津好孝 1995, p. 52.
- ^ a b c d e f g h i j k l m 馬場篤 1996, p. 81.
- ^ a b c d e 近田文弘監修 亀田龍吉・有沢重雄著 2010, p. 160.
- ^ a b c d e 川原勝征 2015, p. 19.
- ^ a b c d 高橋秀男監修 2003, p. 80.
- ^ a b c d e 大嶋敏昭監修 2002, p. 297.
- ^ 久志博信『「山野草の名前」1000がよくわかる図鑑』主婦と生活社、2010年、19ページ、ISBN 978-4-391-13849-8
- ^ 深津正 2000, p. 205.
- ^ 高橋幹夫『江戸あじわい図譜』215頁。
薺(なずな)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/13 15:34 UTC 版)
「白爪」の一人。性格は冷静沈着。十字のブーメラン型武具を愛用する。御形に同行し、蒐集者の本部や上位種達と戦うことを選択した。
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