蒼きドナウの流れ
原題: | Le Danube Bleu |
製作国: | イギリス |
製作年: | 1932 |
配給: | 千鳥興業 |
スタッフ | |
監督: | Max de Rieux マックス・ド・リュウ |
製作: | Herbert Wilcox ハーバート・ウィルコックス |
スクリプター: | Max de Rieux マックス・ド・リュウ |
キャスト(役名) |
Joseph Schildkraut ジョゼフ・シルドクラウト (Sandor) |
Dorothy Bouchet ドロシー・ブーシェ (Yutka) |
Brigitte Helm ブリギッテ・ヘルム (Contesse Gabriella Kovacs) |
Orchestre tzigane de Rode (不明) |
解説 |
「逃げちゃ嫌よ」「ジャズは踊る」と同じくハーバート・ウィルコックスが製作した映画で、フランス語版の監督補助にはマックス・ド・リュウが当たった。出演は「クレオパトラ」「十字軍」のジョゼフ・シルドクラウト、「コスモポリス」「真紅の恋(1933)」のブリギッテ・ヘルム、ドロシー・ブーシェ、アルフレッド・ロードのジプシー管絃楽団である。 |
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください |
新月の夜、ジプシー等は彼等の新年を祝福して居た。若き男女は人生の幸を音楽に見出し、いとも楽しげであった。特に美声の若者サンドールと彼と恋人のダンサー、ユットカは恵まれた月日を送っていた。ジプシー・ソングに心惹かれたコヴァックス伯爵夫人はブダペストの自邸に一行を招聘して音楽会を催した。サンドールの美しさと声に伯爵夫人は何時か彼を恋する身となり、彼も亦夜間自分のテントを去り行く程の気持ちを抱き始めた。ユットカはそれを知り、テントを去って町へ新しい生活を求めて行った。その後はサンドールも淋しく彼女との再会を望んで町へ出て、ある料理店の歌手となった。運命は再びサンドールとユットカを相会わせ、二人は元の鞘に納まることとなった。ところがある夜、仮装舞踏会でサンドールがユットカを探し求めて歩き廻っている間に、伯爵夫人と一言二言話したのを、ユットカは認めてサンドールと伯爵夫人が今も尚懇ろなのだと誤解して、失望の余り何処へか姿を消してしまったのである。 |
固有名詞の分類
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