董其昌とは? わかりやすく解説

とう‐きしょう〔‐キシヤウ〕【董其昌】

読み方:とうきしょう

[1555〜1636]中国明代文人・画家書家。華亭江蘇省)の人。字(あざな)は玄宰。号、思白など。中国画南宗(なんしゅう)画と北宗画系統分け南北二宗論を説き南宗画優位性主張また、行書すぐれた。著「画禅室随筆」など。


董其昌

明末文人江蘇省松江生。字は玄宰、号は思白・香光、諡号に文敏。官吏から、礼部尚書に至る。書画能くし、ともに一家を成す南宗文人画発展させるなど、中国近世才人としてその所説大きな影響与えた崇禎9年(1636)歿、82才。

董其昌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/20 03:03 UTC 版)

董 其昌(とう きしょう、嘉靖34年1月19日1555年2月10日) - 崇禎9年9月28日1636年10月26日))は、中国明代末期に活躍した文人であり、特に書画に優れた業績を残した。清朝康熙帝が董其昌の書を敬慕したことは有名である。その影響で清朝において正統の書とされた。また独自の画論は、文人画(南宗画)の根拠を示しその隆盛の契機をつくった。董其昌が後世へ及ぼした影響は大きく、芸林百世の師と尊ばれた。また、黄公望陳継儒・王思任・楊龍友・倪瓚王時敏・夏雲鼎・孔尚任とあわせて「金陵九子」と呼ばれる。


  1. ^ 中国国家博物館
  2. ^ 福本雅一、まず董其昌を殺せ、「明末清初」及び「董其昌の書画」に収録
  3. ^ 董其昌 - Wikipedia 中国版
  4. ^ 民抄董宦事實 - 中國哲學書電子化計劃


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