落花生油とは? わかりやすく解説

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らっかせい‐ゆ〔ラククワセイ‐〕【落花生油】

読み方:らっかせいゆ

ラッカセイ種子からとれる不乾性油無色または淡黄色芳香があり、主成分オレイン酸など。食用油マーガリン石鹸(せっけん)の原料などにする。ピーナッツオイル


落花生油

落花生の実から圧搾法または圧抽法によって得られる不乾性油である。落花生油は品質安定しており、芳香もあるので好まれる
沃素価84103比重d0.909~0.916、屈折率n1.468~1.471、鹸化価188196不鹸化物1.5%以下、ロダン6773水産基価2.5~9.5である。脂肪酸組成は、パルミチン酸1012%、ステアリン酸2~5%、オレイン酸4049%、リノール酸3037%、リノレン酸0~2%アラキジン酸1~2%エイコセン酸0~2%ベヘン酸0~4%、リグノセリン酸0~2%である。最近、落花生油の精製時に白土代わりにアルミナ脱色する保存性のよい油が得られるという研究や、落花生焙焼時の芳香原因物質分離なされている。
落花生油

落花生油

落花生の実

原産国南米ブラジルペルースリナム)、現在では世界的作物

ピーナッツオイル

(落花生油 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/13 02:02 UTC 版)

ピーナッツオイル(Peanut oil)、ピーナッツ油(ピーナッツあぶら)とは、ピーナッツ(落花生)の種子から圧搾法で抽出後、高温精製される植物油である。不乾性油である。


注釈

  1. ^ 以前は、乳幼児は母乳や胎盤を介してもアレルゲンに感作されると考えられ、授乳中の母親と乳幼児に対して食事制限が行われたが、これによってアレルギーの発症率はむしろ上昇した。この説は現在では完全に否定され、2008年にイギリスのLackによって、「経皮的に食物アレルゲンに曝露されると感作が成立し、適切な量とタイミングで経口摂取された食物は、むしろ免疫寛容を誘導する」という二重抗原曝露仮説が提唱されている。

出典

  1. ^ a b c 食物アレルギーの研究 兵庫医科大学免疫学・医動物学講座


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