菌根菌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/27 10:02 UTC 版)
菌根菌(きんこんきん、mycorrhizal fungi)とは、菌根を作って植物と共生する菌類のことである。土壌中の糸状菌が、植物の根の表面または内部に着生したものを菌根と言う。
- ^ 谷口武士 (2011). “菌根菌との相互作用が作り出す森林の種多様性”. 日本生態学会誌 61 (3): 313. doi:10.18960/seitai.61.3_311.
- ^ 有機栽培技術の手引 〔果樹・茶 編〕 第2部 有機栽培を理解するための基礎知識. 一般財団法人日本土壌協会. (2013-3). pp. 17-18
- ^ 今泉(安楽) 温子 (2003). “高等植物による共生微生物受容の普遍的制御機構-根粒窒素固定・菌根菌共生系に共有される宿主遺伝子群”. 日本農芸化学会誌 77 (2): 121-123 .
- ^ 俵谷圭太郎 (2003). “菌根共生系成立におけるシグナリング”. 日本農芸化学会誌 77 (2): 124-125 .
- ^ クモラン(Taeniophyllum aphyllum)の菌根菌同定と共生培養 (PDF)
- ^ 菌根菌と植物との共生におけるシグナル物質を解明科学技術振興機構
- 1 菌根菌とは
- 2 菌根菌の概要
菌根菌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/10 04:16 UTC 版)
植物の表面で菌根を形成する糸状菌。菌根はリン酸や窒素塩などを吸収すると植物へと供給し、菌根菌はその見返りとして植物から炭素化合物を受け取る。植物にとって、自身の根がカバーする以上の範囲から栄養素を取り込むことができるため、菌根菌との共生は植物生長を促進する効果がある。
※この「菌根菌」の解説は、「栄養素 (植物)」の解説の一部です。
「菌根菌」を含む「栄養素 (植物)」の記事については、「栄養素 (植物)」の概要を参照ください。
菌根菌と同じ種類の言葉
- 菌根菌のページへのリンク