荊浩とは? わかりやすく解説

けい‐こう〔‐カウ〕【荊浩】

読み方:けいこう

中国、唐末五代画家。字(あざな)は浩然。号、洪谷子(こうこくし)。水墨山水画に独自の境地開き北画中興の祖といわれた。著と伝える「筆法記」がある。生没年未詳


荊浩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/10 05:28 UTC 版)

荊 浩(けい こう、生没年不詳)は、中国末・五代後梁の山水画家である。は浩然。孟州済源県の出身。華北山水の祖とされる。中原の混乱を避け、太行山中の洪谷山(現在の河南省安陽市林州市)に隠れ住んだといわれる。唐代において発展を遂げた、華北の呉道玄の筆線と、江南の項容の水墨による山水画表現を統合し、以降の華北山水画隆盛の基礎を作り上げたと考えられる(『宣和画譜』1120年序)。自身の画論を記した『筆法記』を残す。




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