茸 (狂言)

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茸 (狂言)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/03/07 02:28 UTC 版)

茸（くさびら）は狂言の演目。

大蔵流では『菌』、和泉流では『茸』と表記する^[1]。細かい部分は流派などで違いが見られるが、基本的な筋立ては変わらない。また、山伏が登場する際の台詞は能の演目『葵上』の台詞と同じで（『葵上』の山伏はその法力で調伏を成功させる）、一種のパロディーになっているという^[2]。

登場人物

• シテ：山伏
• アド：何某
• 立衆：茸
• 小アド：鬼茸

あらすじ

人間ほどの大きな茸が屋敷中に生えて、何度抜いても元に戻ってしまうことに困り果てた何某が山伏に茸退治の祈祷を頼むが、やって来た山伏が呪文を唱えるほどに茸はその数を増して動き回り、ついに二人は茸に追われて逃げ出す羽目に…。

脚注

1. ^ “菌・茸(くさびら)”. 文化デジタルライブラリー (2009年5月14日). 2011年11月27日閲覧。
2. ^ “「茸」（くさびら）”. 三宅狂言会 (2011年2月26日). 2012年7月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年11月27日閲覧。

Weblio日本語例文用例辞書

「茸 (狂言)」の例文・使い方・用例・文例

• 干し椎茸を水に浸けて置く。
• 椎茸を乾燥させて保存します。
• 松茸の見つけ方を教えていただけませんか。
• 私は松茸をどうして見つけるかということにとりつかれて、とうとうそのことを本に書くことになってしまいました。
• 今は松茸が旬でお安いですよ。
• 「椎茸」はキノコの一種だ。
• 田舎の祖母の家の裏にある森で昔松茸狩りをした記憶がある.
• 茸狩りに行く
• 茸などを縦に裂く
• 今は松茸の出盛りだ
• 今年は松茸の出が多い
• 今年は松茸の出が早い
• 鼻茸を取る
• 茸狩り
• 食えない茸
• 食える茸と食えない茸とどうしてわかるか
• 食える茸