花蓼

デジタル大辞泉

はな‐たで【花^×蓼】

読み方：はなたで

タデ科の一年草。山野に生え、高さ約50センチ。細長い葉が互生する。9、10月ごろ、イヌタデに似た淡紅色の花をつける。やぶたで。《季 秋》「—の鴨の足跡よりも濃し／波郷」

撮影・広瀬雅敏

難読語辞典

花蓼

読み方：ハナタデ（ｈａｎａｔａｄｅ）

タデ科の一年草、園芸植物、薬用植物

植物図鑑

はなたで (花蓼)

●わが国の各地をはじめ、朝鮮半島や中国、ヒマラヤに分布しています。山野の林内や林縁などのやや湿ったところに生え、高さは３０～６０センチになります。葉は長卵形で互生し、先端が尾状に尖ります。また表面には一対の丸い黒斑があります。８月から１０月ごろ、細い穂状花序をだし、淡紅色の小さな花をまばらに咲かせます。別名で、「やぶたで（藪蓼）」とも呼ばれます。
●タデ科イヌタデ属の一年草で、学名は Persicaria posumbu。英名はありません。

タデのほかの用語一覧

イヌタデ：

石実皮  秋の鰻掴み  継子の尻拭い  花蓼  蔓蕎麦  蝦夷の水蓼  谷蕎麦

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植物名辞典

花蓼

読み方：ハナタデ（ｈａｎａｔａｄｅ）

イヌタデの別称。
タデ科の一年草、園芸植物、薬用植物

学名 Polygonum longisetum

花蓼

読み方：ハナタデ（ｈａｎａｔａｄｅ）

ヤブタデの別称。
タデ科の一年草

学名 Persicaria posumbu var. laxiflora

季語・季題辞典

花蓼

読み方：ハナタデ（ｈａｎａｔａｄｅ）

蓼に似てやや小さいが、初秋のころ、紅紫色の粒状の小さい花を三センチほど、花穂をなして梢上に咲かせる

季節 秋

分類 植物