花山院長定とは? わかりやすく解説

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花山院長定

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/11 06:59 UTC 版)

花山院 長定(かざんのいん ながさだ)は、鎌倉時代後期から南北朝時代にかけての公卿右大臣花山院家定の三男。官位正二位内大臣右大将護法院と号す。花山院家10代当主。


  1. ^ 師守記貞和5年3月の記事に、十才未満で中将・少将に任ぜられた例として長定も挙げられている。同書には左中将に任ぜられた時、長定は正五位下侍従であったと記されている。
  2. ^ 公卿補任』によれば所労危急により菩提心が生じたためのようである。以後の動静は不詳だが急逝したわけではなく、『園太暦』文和4年(1355年)9月4日の条には既に入道していた長定が黒衣を着て深草金剛寿院に参じたとあるので、没年はこの年以降であろう。
  3. ^ 長定が辞した右大将は久我通相が任ぜられるまで約3年間空席状態が続いた。


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