花ひらく娘たち
原題: | |
製作国: | 日本 |
製作年: | 1969 |
配給: | 日活 |
スタッフ | |
監督: | 斎藤武市 サイトウブイチ齋藤武市 |
原作: | 石坂洋次郎 イシザカヨウジロウ |
脚色: | 三木克巳 ミキカツミ |
鎌田敏夫 カマタトシオ | |
企画: | 坂上静翁 |
撮影: | 山崎善弘 ヤマザキヨシヒロ |
音楽: | 小杉太一郎 コスギタイチロウ |
美術: | 坂口武玄 |
編集: | 近藤光雄 コンドウミツオ |
録音: | 高橋三郎 タカハシサブロウ |
スチール: | 目黒祐司 メグロユウジ |
照明: | 高島正博 タカシママサヒロ |
キャスト(役名) |
吉永小百合 ヨシナガサユリ (柿崎民子) |
和泉雅子 イズミマサコ (柿崎加奈子) |
浜田光夫 ハマダミツオ (坂本一雄) |
杉良太郎 スギリョウタロウ (矢口忠吉) |
渡哲也 ワタリテツヤ (信次) |
清水将夫 シミズマサオ (柿崎良太郎) |
沖雅也 オキマサヤ (柿崎大助) |
松原ノボル マツバラノボル (柿崎新助) |
宇野重吉 ウノジュウキチ (坂本哲二) |
東恵美子 アズマエミコ (坂本文子) |
川口晶 カワグチアキラ (坂本恵子) |
川島育恵 カワシマイクエ (矢口和子) |
斎藤チヤ子 サイトウチヤコ (早苗) |
西恵子 ニシケイコ (女事務員) |
丘みつ子 オカミツコ (坂正の女事務員) |
阿部琴江 アベコトエ (加奈子の同僚) |
神山勝 (医者) |
鶴田喜由 (先輩) |
鈴村益代 スズムラマスヨ (ばあや) |
秋とも子 アキトモコ (女) |
解説 |
石坂洋次郎の原作を「だれの椅子?」の三木克巳と鎌田敏夫が共同脚色し、「花の恋人たち」の斎藤武市がメガホンをとった青春映画で日活若手のオール・スターもの。撮影は「ある少女の告白 純潔」の山崎善弘が担当した。 |
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください |
民子は、いつも地味な和服に身を包み自宅で和文タイプの仕事をしていた。妹の加奈子は、引っ込み思案の姉とは正反対でボーイフレンドにはこと欠かないドライ娘だった。中学生の弟新助はそんな二人に、見合をさせようと思っていた。一方、大助もクラスメート恵子の兄一雄を、姉たちに紹介しようと言いだした。ところが、訪門日が重なり、柿崎家ではその準備にてんてこまいの忙しさだった。一方、柿崎家で偶然に出会った一雄と忠吉は、高校時代の同級生だった。そんな訳で、柿崎家は、和気あいあい賑かな雰囲気に包まれた。次の日曜日、民子と加奈子に大乗り気の二人は、またまた柿崎家でかちあってしまった。四人が揃って、海岸へ散歩に出た時、一雄は父が倒れたことを知らされた。突然の出来事に興奮気味の一雄は、民子に結婚を申し出、民子はそれを承諾し皆を驚かせるのだった。民子をとられてしまった忠吉は、加奈子に接近し、デートをするまで親しくなっていた。しかし、民子の方はいっこうに進展せず、彼女はバーであった信次の野性的魅力に心惹れるようになっていた。そんなある日、一雄が婚約の解消を申し入れて来た。一雄は、母が浮気をするようになってから、毎夜酒に酔いつぶれていた。信次からそんな様子を知らされた民子は、心配して駈けつけ、一雄の気持を理解するのだった。一雄は、民子の優しい心にふれ、再び結婚を約束した。そして、忠吉に求婚された加奈子と共に、式を挙げることになり、柿崎家は二重のおめでたに湧きあがるのだった。若者たちのあかるい声が聞こえていた。 |
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