艦対空ミサイルとは? わかりやすく解説

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【艦対空ミサイル】(かんたいくうみさいる)

Ship to Air Missile (SAM)
航空機対艦ミサイル攻撃するため艦艇から発射されるミサイル
現在、艦隊防空の主要兵器で、空対空ミサイル地対空ミサイル改良してつくられるものも多い。

長距離用として開発されたものにRIM-8GタロスS-300F(SA-N-6)、中距離用としてRIM-2FRIM-67スタンダード短距離用として、RIM-66スタンダードRIM-24BターターRIM-7シースパローAIM-9原型としたRIM-116有名だが、時代違いにより、射程による分類基準極めて曖昧である。
短距離ミサイルRIM-24B」の後継として開発されRIM-66が、かつて「中距離ミサイル」として使用されたRIM-2Fの射程優に上回るなどの現象もおきている。

各国の主な艦対空ミサイル

関連CIWS 戦闘艦 航空母艦


艦対空ミサイル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/18 00:53 UTC 版)

艦対空ミサイル(かんたいくうミサイル、英語: ship-to-air missile, SAM)は、艦船から空中目標に発射されるミサイル




「艦対空ミサイル」の続きの解説一覧

艦対空ミサイル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 09:05 UTC 版)

ターター・システム」の記事における「艦対空ミサイル」の解説

詳細は「RIM-24 (ミサイル)」および「スタンダードミサイル」を参照 ターター・システムはもともと、その名の通り対空ミサイルとしてはRIM-24ターター使用していた。その後ターター改良型ターターImproved Tartar: IT)を経てRIM-66スタンダード1型(SM-1MR)に発展した。これはいずれもセミ・アクティヴ・レーダー・ホーミング方式で、射程RIM-24Aターターで16.1km、RIM-66B SM-1MRで46kmである。 その後NTU改修受けた艦は、新型スタンダード・ミサイル2型(SM-2)の運用可能になった。これは、発射してから目標接近するまでの中途航程慣性誘導指令誘導導入している。飛翔中のミサイル慣性誘導によってコースをとり、目標動きがあったときは適宜、AN/SYR-1コミュニケーション・リンクより指令誘導を受けることになるので、射撃管制装置その間ほかのミサイル誘導することができる。これによって、射撃管制装置の数以上の目標同時に攻撃できることになったほか、より効率的な飛翔ルートをとれるようになったため、射程増大している。

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艦対空ミサイル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/28 07:21 UTC 版)

イージスシステム」の記事における「艦対空ミサイル」の解説

AWSでは、従来ターター・システム用いられていたSM-1MRをもとにプログラマブルなオートパイロット導入し指令誘導対応した改良型であるSM-2MRが採用された。SM-2の場合発射されるとまずオートパイロット慣性航法装置INS)によってコースをとり、目標動きがあったときはSPY-1レーダーからの指令誘導を受けることになるので、最終のセミ・アクティヴ・レーダー・ホーミング誘導切り替わるまでの間、AN/SPG-62イルミネーターはほかのミサイル誘導することができる。これによって、射撃指揮装置の数以上の目標同時に攻撃できることになり、同時に対処できる目標の数が飛躍的に増加したその後ベースライン5では長射程型のSM-2ERブロックIVベースライン9ではこれをもとにアクティブ・レーダー・ホーミングARH誘導装置導入したSM-6にも対応した。またベースライン6では、逆に個艦防空用のESSM運用にも対応している

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艦対空ミサイル(SAM:英: ship-to-air missile)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 06:48 UTC 版)

ミサイル」の記事における「艦対空ミサイル(SAM:英: ship-to-air missile)」の解説

艦船から発射される対空ミサイル。個艦防空用の短射程ミサイル艦隊防空用の長射程ミサイル分けられる

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艦対空ミサイル(SAM)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/27 23:04 UTC 版)

S-300F フォールト」の記事における「艦対空ミサイル(SAM)」の解説

当初は5V55RMが採用された。これは、陸軍用のS-300PS向けに開発されていた5V55Rを艦載化した新しいものであるが、実際就役はこちらが先行することになったその後射程・射高を拡大するとともに高速化し、限定的ながらミサイル防衛能力付与した48N6Eが実用化された。これは最大マッハ9までの目標交戦できるとされている。

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