航空軍事用語辞典++ |
【航空戦艦】
戦艦の砲撃能力と航空母艦の航空戦能力を併せ持った理想の艦種。それ故最も中途半端になりがちな艦種。しかしその奇抜さから架空戦記等では人気が高く、震電、大和と並んで登場回数の多い兵器である。
古代から現代にいたるまで、この艦を実現したのは旧日本海軍の「伊勢」と「日向」の二隻だけであり、5、6番砲塔を取り払って格納庫と飛行甲板を作るという方式であった。もっとも当初は完全な全通甲板になる予定だったが、時間と資材がかかるという理由でこの艦種への改装となった。
結果艦体の半分の長さでしかない飛行甲板は着艦は愚か新型機の発艦さえ不可能だったので(彗星の一部に発艦可能機体あり)、爆撃可能な水上偵察機「瑞雲」をカタパルトで発艦させ、着艦は着水した機体をクレーンで引き揚げる方式となった。
しかし完成時には艦載機の調達もままならず、最終的に両艦は航空戦艦として活躍しないままに呉の海へと沈んだ。
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航空戦艦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/12/11 12:16 UTC 版)
航空戦艦(こうくうせんかん)とは、戦艦としての大口径砲を装備し、かつ航空母艦又は水上機母艦に準ずる航空機運用能力を持っている軍艦のこと。
ただし当初から航空戦艦として建造された艦は世界の建艦史上に存在せず、公式な艦種として存在したこともない。竣工・実戦投入された唯一の例である伊勢型航空戦艦も戦艦からの改装であり、公式には戦艦のままであった。
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- ^ 伊勢型戦艦―航空打撃力を有する世界で唯一の航空戦艦(学研 ISBN 9784056020663)
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