舩坂弘とは? わかりやすく解説

舩坂弘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/06 04:57 UTC 版)

舩坂 弘(ふなさか ひろし、1920年大正9年〉10月30日 - 2006年平成18年〉2月11日)は、日本陸軍軍人。最終階級は陸軍軍曹アンガウルの戦いで活躍した。戦後は大盛堂書店を開き、代表取締役会長を務めた。全日本銃剣道連盟参与、南太平洋慰霊協会理事、大盛堂道場館主。


注釈

  1. ^ 弘は男4人兄弟の三男であり、全員が従軍していたが、このとき既に下の弟は戦死していた。
  2. ^ 自決文は以下の通り。
    「若年ニテ死スハ、考ノ道立タズ遺憾ナリ。幸イ靖国ノ御社ニ参リ、御両親ノ大恩ニ報ユ、今ヤ国家危急存亡ノ秋ニ、皇天皇土ニ敵ヲ近ズケマイト奮戦セルモ、既ニ満身創痍ナリ、天命ヲ待タズ、敵ヲ目前ニ置キ戦死スルハ、切歯扼腕ノ境地ナレド、スデニ必殺数百ノ敵ヲ斃ス、我満足ナリ。七度生レ国難ヲ救ハント念願ス。今従容ト自決ス、思ヒ残スコトナシ」
  3. ^ のちに蛆虫は拳銃火薬を患部に流し込み撃退するが、あまりの激痛に意識を失い、半日ほど死線を彷徨する。
  4. ^ 舩坂は所属が判らぬよう偽名の福田を名乗る。

出典

  1. ^ 専検と略称される。
  2. ^ a b 自著『英霊の絶叫 - 玉砕島アンガウル戦記』光人社NF文庫 初版、寄稿10頁 参照。
  3. ^ 自著『英霊の絶叫 - 玉砕島アンガウル戦記』光人社NF文庫 初版、巻末寄稿14頁 参照。
  4. ^ 自著『英霊の絶叫 玉砕島アンガウル』文藝春秋1966年12月第1刷、1967年3月第5刷 156頁。
  5. ^ 自著『殉国の炎』潮出版社 1971年3月初版 寄稿20項 ロバート・E・テイラー 和訳を参照。
  6. ^ 【訃報】舩坂弘氏(ふなさか・ひろし=大盛堂書店代表取締役会長) - 出版書店 業界NEWS、2006年2月14日
  7. ^ Hiroshi Funasaka (1920-2006)” (英語). Find a Grave. 2020年5月18日閲覧。


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