新語時事用語辞典 |
自発核分裂
放射性物質が、外部からの作用ではなく自発的に核分裂反応を起こすこと。
核分裂反応は、ウランなどの物質に中性子などをぶつけることなどによって引き起こされるが、そうした方法の他に、何もしなくても自然に核分裂が引き起こされる場合がある。
2011年11月2日、東京電力福島第一原子力発電所の原子炉2号機で、半減期がごく短い放射性キセノン(キセノン133、キセノン135)が検出された。人工放射性同位体であり天然には存在しないもので、炉内で生成された物質であることが前提される。
放射性キセノンは、ウランから核分裂反応によって生成されるほか、キュリウム242やキュリウム244などの物質が自発核分裂することでも生じる。
原子力安全・保安院は、ウランが炉内で核分裂反応を起こし再臨界が発生している可能性、ならびに自発核分裂が発生している可能性の両方について言及している。
11月3日、東京電力は検出されたキセノンを解析し「自発核分裂が原因である」と結論づけ、原子力安全・保安院に妥当性の評価を求めている。
原子力放射線用語 |
自発核分裂
英語表記:spontaneous fission
中性子などの衝撃や外部からのエネルギーを加えることをしないで、原子核が自然に核分裂を起こすことをいう。カリフォルニウムー252は、自発核分裂により中性子を放出するので中性子源として利用される。
ウィキペディア |
自発核分裂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/08/23 14:34 UTC 版)
自発核分裂(じはつかくぶんれつ、英語:spontaneous fission、SF)とは質量数が非常に大きな同位体に特徴的に見られる放射性崩壊の一種である。自発核分裂は理論的には質量が100amu程度(ルテニウム付近)を超えるどのような原子核にも起こりうるが、エネルギー的に実際に自発核分裂が可能なのは原子量が約230amu(トリウム付近)以上の原子に限られる。自発核分裂が最も起こりやすい元素はラザホージウムのような超アクチノイド元素である。
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- 1 自発核分裂とは
- 2 自発核分裂の概要
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