膜電位とは? わかりやすく解説

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まく‐でんい〔‐デンヰ〕【膜電位】

読み方:まくでんい

半透膜によって隔てられ溶液の間に発生する電位差。特に、選択透過性のある原形質膜包まれる細胞内外での電位差


膜電位

英訳・(英)同義/類義語:membrane potential, Action potential; Ion channel

一般的には膜で隔てられ溶液間の電位差水素イオンなどの濃度差が原因

膜電位

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/16 08:24 UTC 版)

膜電位(まくでんい、: membrane potential)は細胞の内外に存在する電位の差のこと。すべての細胞は細胞膜をはさんで細胞の中と外とでイオンの組成が異なっており、この電荷を持つイオンの分布の差が、電位の差をもたらす。通常、細胞内は細胞外に対して負(陰性)の電位にある。


  1. ^ 膜表面に存在する電荷がデバイ遮蔽される程度がイオン濃度に依存することや、膜表面にあるリン酸部分の負電荷の存在によって、膜近傍の電位の構造は複雑になるが、このことが、電位感受性のイオンチャネルのゲーティングに影響を与えることはあっても、平衡電位には影響を与えない



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