実用日本語表現辞典 |
能力主義
主に職務における、人物評価制度などについて、職務をこなす能力をもっぱらの評価基準とする立場や考え方。年功序列でなく成果をもとに昇進させたり、成果の上がらない場合に解雇したりする人事方針。
MBA用語集 |
能力主義
業務を遂行する上で必要な、あるいは有用な知識や技術や姿勢に基づき評価を行うという考え方。
能力には資格や検定の結果など客観的に測定可能なものもあるが、多くは主観的な評価に頼らざるを得ない。主観的な要素であっても、組織や職務ごとに求められる能力の分野とレベルを定義することはある程度まで可能である。
能力の種類を定義し、これらの能力と、被評価者の能力のレベルを評定することで、公正な評価が可能となる。
マネジメント用語集 |
能力主義
【英】:Performance-based Human Resource Management,Ability-based Human Resource Management
能力主義というコンセプトは、発揮能力と保有能力のどちらを重視するかによって、大きく二つに区分される。
前者の場合は成果主義と同義語で用いられていることが多く、また、後者の場合は、職能資格制度・職能給等、オイルショック後の日本企業がこぞって導入したスタイルである。
保有能力に着目した能力主義のコンセプトは、年功主義の弊害が自覚されはじめる頃に、「できる人材」と「できない人材」を評価し、処遇に格差を付けるべきだとして登場した。社員の能力向上を促す制度としても捉えられ、社員側からも評価された。
実際は、役職ポスト不足に対して能力主義を採用した企業もあるが、この場合は実際の業務に関わらず処遇が定まってしまい、不公平感をきたしてしまう場合がある。また、能力向上を経験蓄積と捉えがちで、実際の処遇は年功主義的な右肩上がりになる傾向もある。
能力主義のコンセプトは、個人の能力に着目しており能力をどう測定するかがキーポイントとなっており、詳細な職能要件を整備するなどして対応している。
ウィキペディア |
能力主義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/05/11 11:43 UTC 版)
能力主義(のうりょくしゅぎ)とは、個々人の能力の査定結果を人物評価の基準とし、待遇として反映させること。特に企業の人事考課に利用され、この評価を地位の上下や賃金額に反映させる。
成果主義と混同する例が見られるが、以下に述べるように異なる物である。
本記事では、日本において多くの企業で人事考課の基準として使われている「能力主義(能力主義管理)」について解説する。
- ^ 一般に日本的経営の三種の神器の一つに「年功序列」が挙げられるが、実際に日本的経営が持て囃された頃には能力主義が広がっていたという。(橋元 (2001))
- ^ 実際問題としては、例えば次長から部長相当の等級であっても、本人の適性や企業の都合に左右される為、必ずしも該当ポストになれるという訳ではない。
- ^ 警察や軍隊における「階級」と「役職」の人事制度に似ている。
- ^ 資格等級の昇級を「昇格」と言い、役職の「昇進」と区別する。
- ^ 勿論これらに加えて、配偶者手当や役職手当などの各種手当が加算される。
- ^ 「最長滞留年数」も同時に設定される場合がある。必要滞留年数とは逆に、前回の昇格より一定期間以上経過経過しても昇格要件を満たさない場合でも、昇格させる。
- ^ 伊藤(2006) p39より引用
能力主義と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
能力主義に関連した本
- 能力主義と企業社会 (岩波新書) 熊沢 誠 岩波書店
- 武士道と日本型能力主義 (新潮選書) 笠谷 和比古 新潮社
- 能力主義人事の設計と運用トータルシステムの進め方 藤田 征夫 産労総合研究所
能力主義に関係した商品
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