能代駅とは? わかりやすく解説

能代駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/02 00:00 UTC 版)

能代駅[* 1]
駅舎(2021年4月)
のしろ
Noshiro
東能代 (3.9 km)
(2.2 km) 向能代
所在地 秋田県能代市元町14-40[1]
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 五能線
キロ程 3.9 km(東能代起点)
電報略号 ノロ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
321人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日 1908年明治41年)7月1日[1][2]
備考 業務委託駅
  1. ^ 1909年に能代町駅から改称[1]
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能代駅(のしろえき)は、秋田県能代市元町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)五能線である[1]

起点の東能代駅から来た列車は大半が当駅までの1区間で折り返す[1]。これは幹線である奥羽本線から能代市の代表駅である当駅を接続するためである。当駅以北は本数が大幅に少なくなる。

歴史

能代駅(1980年)

駅構造

ホームのバスケットゴール

相対式ホーム2面2線を有する地上駅である[1]。かつては2面3線で留置線もあったが、現在は旧3番線へのポイントは途切れている。互いのホームは跨線橋で連絡している。

東能代駅が管理し、JR東日本東北総合サービスが受託する業務委託駅。直営駅時代は長らく五能線の秋田県側の管理駅で、向能代駅 - 岩館駅間の各駅を管理していた。

鉄筋駅舎の中には自動券売機指定席券売機キヨスク[1]・待合室がある。なお、みどりの窓口は設置されていない。駅舎は2013年10月に開催される秋田デスティネーションキャンペーンに向けて、「木都」の町 能代をコンセプトに、同年9月1日にリニューアルされた[10][11]

バスケットボールの町らしく、ホームにバスケットゴールがある[1]。「リゾートしらかみ」(1・3号のみ)の乗客は停車中にフリースローに挑戦出来、シュートが入ると記念品を貰える。

のりば

番線 路線 方向 行先 備考
1 五能線 下り 岩館深浦方面
2 上り 東能代方面 当駅始発は1番線

(出典:JR東日本:駅構内図

  • 23時台に設定の最終列車は旅客扱い終了後、当駅にて夜間滞泊を行わず東能代駅まで回送される。当駅始発の初列車も東能代駅から回送して来る。

利用状況

JR東日本によると、2022年度(令和4年度)の1日平均乗車人員321人である[利用客数 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下の通り。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年) 1,275 [利用客数 2]
2001年(平成13年) 1,230 [利用客数 3]
2002年(平成14年) 1,100 [利用客数 4]
2003年(平成15年) 983 [利用客数 5]
2004年(平成16年) 897 [利用客数 6]
2005年(平成17年) 869 [利用客数 7]
2006年(平成18年) 862 [利用客数 8]
2007年(平成19年) 845 [利用客数 9]
2008年(平成20年) 796 [利用客数 10]
2009年(平成21年) 730 [利用客数 11]
2010年(平成22年) 700 [利用客数 12]
2011年(平成23年) 664 [利用客数 13]
2012年(平成24年) 601 [利用客数 14]
2013年(平成25年) 569 [利用客数 15]
2014年(平成26年) 510 [利用客数 16]
2015年(平成27年) 497 [利用客数 17]
2016年(平成28年) 449 [利用客数 18]
2017年(平成29年) 453 [利用客数 19]
2018年(平成30年) 430 [利用客数 20]
2019年(令和元年) 399 [利用客数 21]
2020年(令和02年) 341 [利用客数 22]
2021年(令和03年) 359 [利用客数 23]
2022年(令和04年) 321 [利用客数 1]

駅周辺

バス路線

路線バス秋北バス)能代駅前停留所
北に徒歩15分程度の場所に、能代バスステーション(能代BST)が開設されている。一部路線は、能代駅前には停車せず、能代BSTから発車する便もある。
能代駅前停留所も、駅ロータリー内に停車する路線と手前の交差点近隣に停車する路線とがあり、また、能代駅前のバス乗り場としては、いわゆるバスターミナル形態にはなっていない。
高速バス
能代駅前⇔東能代地区連絡コミュニティバス「ではるん」
  • 能代駅前停留所を起終点とする循環路線。
  • 「秋北バス : 能代市内線」の廃止代替路線である。
  • 秋北タクシーに委託している。[12]

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
五能線
快速
東能代駅能代駅あきた白神駅
普通
東能代駅 - 能代駅 - 向能代駅

脚注

記事本文

注釈

  1. ^ 五所川原駅の「びゅうプラザ」が閉鎖された為、2018年3月31日までは、五能線内唯一の「びゅうプラザ」設置駅となった。ただし、海外旅行非取扱店。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k 『週刊 JR全駅・全車両基地』 31号 青森駅・弘前駅・深浦駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年3月17日、24頁。 
  2. ^ a b c d e f 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、549頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ 『能代駅が貨物補助基地に』昭和40年12月23日読売新聞秋田読売
  4. ^ 交通年鑑 昭和46年版 p.190
  5. ^ 「大館、能代両駅に「みどりの窓口」」『交通新聞』交通協力会、1970年12月6日、3面。
  6. ^ “JR東日本 「みどりの窓口」廃止へ 県内8駅 湯沢市など「撤回を」”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 31 朝刊. (2006年3月2日) 
  7. ^ “みどりの窓口リストラ”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 23 夕刊. (2006年7月11日) 
  8. ^ 交通新聞2008年10月9日[要ページ番号]
  9. ^ もしもし券売機『Kaeruくん』が指定席券売機に替わります!” (PDF). 東日本旅客鉄道秋田支社. 2021年2月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月5日閲覧。
  10. ^ a b 秋田デスティネーションキャンペーンに向けた駅の整備について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道秋田支社、2013年6月20日。 オリジナルの2020年5月17日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200517090522/https://www.jreast.co.jp/akita/press/pdf/20130620-4.pdf2020年5月17日閲覧 
  11. ^ a b 能代駅リニューアルオープンに伴う記念セレモニーの開催について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道秋田支社、2013年8月29日。 オリジナルの2020年5月17日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200517092131/https://www.jreast.co.jp/akita/press/pdf/20130829-3.pdf2020年5月17日閲覧 
  12. ^ ではるん能代市 

利用状況

  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月13日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月8日閲覧。
  20. ^ 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月8日閲覧。
  21. ^ 各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月18日閲覧。
  22. ^ 各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月31日閲覧。
  23. ^ 各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月14日閲覧。

関連項目

外部リンク





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