職権主義とは? わかりやすく解説

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しょっけん‐しゅぎ〔シヨクケン‐〕【職権主義】

読み方:しょっけんしゅぎ

訴訟法上当事者よりも裁判所主導権認め裁判所権限集中する主義。→当事者主義


職権主義

訴訟手続における主導権裁判所認め原則産業財産権制度における審判に関しては、その審決効力広く第三者に及び、対世的な影響大きいことから、審判官職権によって積極的に事件介入し、かつ主導して審理進めるべき旨を規定した条項多く設けられており、職権主義の比重比較大きい。 ただし、再審については、民事訴訟法348条の規定準用され(特許法174条第4項(実用新案法意匠法商標法において準用)、不服申立て限度本案審理をすることとされており、職権主義の比重において通常の審判異なっている。


職権探知主義

(職権主義 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/21 13:12 UTC 版)

職権探知主義(しょっけんたんちしゅぎ、英語: Inquisitorial system)とは、裁判所判決の基礎をなす事実の確定に必要な資料(訴訟資料)の提出(=事実の主張+証拠の申し出)を当事者の意思のみに委ねず、裁判所の職責ともするたてまえをいう[1]。反意語は当事者主義英語: Adversarial system)。


  1. ^ 新堂幸司 1985「民事訴訟法」現代法律学全集 第2版 筑摩書房 P282
  2. ^ 職権進行主義』 - コトバンク
  3. ^ 新堂幸司 1985「民事訴訟法」現代法律学全集 第2版 筑摩書房 P283


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