ファイアーエムブレム 聖戦の系譜
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『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜』(ファイアーエムブレム せいせんのけいふ)は、ファイアーエムブレムシリーズの4作目に当たる作品で、1996年5月14日に任天堂よりスーパーファミコン用ソフトとして発売された。また、バーチャルコンソールでも2007年1月30日よりWii向けに、2013年4月27日よりWii U向けに、2016年8月27日よりNewニンテンドー3DS向けに配信されていたが、2019年1月31日をもってwiiショッピングチャンネルが、2023年3月28日には3DSシリーズ及びWii Uのニンテンドーeショップがそれぞれサービス終了したため、現在ではいずれも購入できない。また、2021年5月26日よりNintendo Switch Onlineの加入特典として配信開始。
注釈
- ^ 今作は元々べつのゲームとして企画されたものであり、詳細は伏せられているが諸々の事情によってファイアーエムブレムというタイトルを冠した。[4]
- ^ 『トラキア776』に登場
- ^ 『トラキア776』に登場
- ^ リーフとフィン、アサエロとデイジーら北トラキア半島出身者は国の名前が変わるため、戦争開始前の国名を記載している。
- ^ 終章序盤にユリウスが7年前と発言。終章はグラン歴778年
- ^ トラキア776に登場
- ^ 作中でナーガは使わない
- ^ 作中のステータス画面で確認できる神々の系譜には反映されていないため、契約因子を受け継いでいない可能性がある
- ^ ただしバグ技を使用しない限り結ばれることは無い
- ^ 恋人がいても兄のそばにとどまる
- ^ グランベル王の承認を得ていることが作中で明言されている
- ^ グランベル王の承認を得ていることが作中で明言されている
- ^ 作中のステータス画面で確認できる神々の系譜には反映されていないため、契約因子を受け継いでいない可能性がある
- ^ アルテナとアレスの次くらいに生まれており、子供たちの中では年長者である
- ^ 761年以降のグランベルが帝国・皇族を名乗るのは他国を属国として支配しているからではあるが、作中では被征服国の王族であるリーフやレヴィンですら皇子を使用しており(トラキア776でのリーフは皇子ではなく公子を使う)、帝国が存在している間は王子ではなく皇子と呼ばれている。ED後に各国を解放したあとは皇帝ではなく王として即位した
- ^ 本編では「二才にもならない」、『TREASURE』や『大全』では「二歳の頃」
- ^ 終章の「ユリアがユリウスと戦えるかはセリス次第」というレヴィンの台詞より
- ^ ここでトラキア王国を屈服させなければ帝国から解放した北トラキア半島が侵略されることは確実である
- ^ ユリアが異父妹であることはドズル公国制圧時にレヴィンから知らされた
- ^ アルヴィスの理想についてセリスは知らない
- ^ 他の男性ユニットの恋人会話の相手は0~2人。リーンとユリアは何故か恋人会話がなく、アルテナは恋人をつくらない
- ^ ただしアルスター攻略が容易だったのはリーフ軍がフリージ軍の大兵力を引き付けていたからでもある。これは聖戦の系譜でも触れられている
- ^ キュアンに対するフィンと同じ境遇である[51]
- ^ 作中のステータス画面で確認できる神々の系譜には反映されていないため、契約因子を受け継いでいない可能性がある
- ^ アルヴィスはかなり後になるまでそれを知らなかった
- ^ 時期については言及せず。イザーク討伐のきっかけとなったリボー族長乱心事件の裏にもロプト教団がいるため[59]、それ以前か
- ^ ただし第三章で「クルト王子殺害など一連の陰謀はアルヴィスの計画」とレプトールが明言し、設定資料集でも「アルヴィスが他国の侵略を裏から操り大陸の統一を目指した」とあるため、マンフロイと協力し始めた時期はこれより前の可能性がある
- ^ アルヴィス本人はアズムール王にそう伝えるが、実際は権力を握る正統性を得るのに必要な結婚相手として暗黒教団に引き合わされたことが、マンフロイによるディアドラ誘拐やシレジアの村での会話などから示唆されている
- ^ もっとも、成功したのはイシュタルの助力が大きい
- ^ ディアドラは第一章登場時に17、8才のため、アゼルも登場時は18才ほどか
- ^ アルヴィスの娘であるユリアはヴェルトマー公爵家に関わらない
- ^ 大沢美月による漫画版では「イリア」
- ^ 「シレジア王家は風神フォルセティの血を引く」と言われているので、風使いセティ=風神フォルセティの可能性が高い
- ^ このうちマイオスとダッカーは神々の系譜に反映されていないため、契約因子を受け継いでいない可能性がある。ただしどちらかの息子である可能性が高いムーサ―は神々の系譜が弱く光っている
- ^ このため親世代を描いたコミカライズ二作品ではジャムカがシグルドに助力し続ける理由などをそれぞれ独自に補足している
- ^ バーハラの戦いでのジャムカ行方不明後、アルヴィスの「差別のない、だれもが住み易い世界」という理想から(ロプトウス復活前の時期ですら)この国が無視されていたことが示唆されている
- ^ かつてインテリジェントシステムズのHPに掲載されていた開発段階のイラストの可能性がある[87]
- ^ 正確な担当は「Game Designer」「Scenarist」「Director」である。
- ^ 『聖戦の系譜』のオープニングスタッフロールに英語で全員記載。
- ^ CMに記述されている文章をそのまま記載。
- ^ ただしこれらの設定は「プレイする人の数だけ物語があるファイアーエムブレム」のなかであくまでその物語の一つであり、プレイヤーの想像に制限を与えるものではないと加賀は『TREASURE』と『遊びつくす本』で強調している。
出典
- ^ 『スーパーファミコン パーフェクトカタログ』、ジーウォーク、2019年9月28日、210頁、ISBN 9784862979131。
- ^ “日本ユニ著作権センター/判例全文・2002/11/14d”. 虎ノ門総合法律事務所 (2002年11月14日). 2013年7月1日閲覧。
- ^ アスキー『ファイアーエムブレム聖戦の系譜ファンSpecial』
- ^ 『ファイアーエムブレム聖戦の系譜ファンSpecial』アスキー、1996年10月、118頁。
- ^ 『ファイアーエムブレム聖戦の系譜ファンSpecial』アスキー、1996年10月、120頁。
- ^ 『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 TREASURE』NTT出版、1999年1月、88頁。
- ^ 『ファイアーエムブレム聖戦の系譜ファンSpecial』アスキー、1996年10月、121頁。
- ^ a b 『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 TREASURE』NTT出版、1999年1月、90頁。
- ^ a b c 『ファイアーエムブレム〜聖戦の系譜〜を遊びつくす本』キルタイムコミュニケーション、1996年10月、154~159頁。
- ^ 『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 TREASURE』NTT出版、1999年1月、97~119頁。
- ^ 『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 スーパーガイド』ソフトバンク株式会社出版事業部、1996年8月、152頁。
- ^ 『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 スーパーガイド』ソフトバンク株式会社出版事業部、1996年8月、136頁。
- ^ a b c 『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 TREASURE』NTT出版、1999年1月、114頁。
- ^ 『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 TREASURE』NTT出版、1999年1月、98~119頁。
- ^ 『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 TREASURE』NTT出版、1999年1月、122頁。
- ^ a b c d e f ファイアーエムブレム聖戦の系譜 ファンSpecial 1996, p. 122.
- ^ a b c ファイアーエムブレム聖戦の系譜 TREASURE 1999, p. 12.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r ファイアーエムブレム聖戦の系譜 1996, 序章.
- ^ a b c d ファイアーエムブレム聖戦の系譜 ファンSpecial 1996, p. 120.
- ^ ファイアーエムブレム聖戦の系譜 1996, オープニング.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n ファイアーエムブレム聖戦の系譜 1996, 第一章.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n ファイアーエムブレム聖戦の系譜 1996, 第二章.
- ^ a b c d e f g h i j ファイアーエムブレム聖戦の系譜 1996, 第三章.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s ファイアーエムブレム聖戦の系譜 1996, 第五章.
- ^ a b c d ファイアーエムブレム大全 2010, p. 73.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p ファイアーエムブレム聖戦の系譜 1996, 第六章.
- ^ a b c d e f g h i j k ファイアーエムブレム聖戦の系譜 1996, 終章.
- ^ a b c d e f g h i j k l ファイアーエムブレム聖戦の系譜 1996, エンディング.
- ^ a b c d e ファイアーエムブレム聖戦の系譜 ファンSpecial 1996, p. 123.
- ^ ファイアーエムブレム大全 2010, p. 80.
- ^ a b c d ファイアーエムブレム聖戦の系譜 TREASURE 1999, p. 84.
- ^ a b c d e f g h ファイアーエムブレム聖戦の系譜 1996, 第四章.
- ^ a b c ファイアーエムブレム聖戦の系譜を遊びつくす本 1996, p. 158.
- ^ a b c ファイアーエムブレム聖戦の系譜 1996, 13周目OP.
- ^ a b ファイアーエムブレム聖戦の系譜を遊びつくす本 1996, p. 159.
- ^ a b c d e f g h i j k l m ファイアーエムブレム聖戦の系譜 1996, 第十章.
- ^ a b ファイアーエムブレム聖戦の系譜 1996, 14周目OP.
- ^ a b ファイアーエムブレムトラキア776 1999, 19章.
- ^ ファイアーエムブレム大全 2010, p. 81.
- ^ a b ファイアーエムブレム聖戦の系譜 1996, 第八章.
- ^ a b ファイアーエムブレム聖戦の系譜 1996, 第九章.
- ^ a b ファイアーエムブレム聖戦の系譜 1996, 第七章.
- ^ ファイアーエムブレム聖戦の系譜 TREASURE 1999, p. 128.
- ^ “インテリジェントシステムズ EMBLER'S ROOM メッセージボード ご隠居(加賀氏)の書き込み(#164)」”. 2023年11月3日閲覧。
- ^ a b ファイアーエムブレム聖戦の系譜 ファンSpecial 1996, p. 119.
- ^ ファイアーエムブレム聖戦の系譜を遊びつくす本 1996, p. 156.
- ^ ファイアーエムブレムトラキア776 1999, 21章.
- ^ ファイアーエムブレムトラキア776 1999, 20章.
- ^ ファイアーエムブレムトラキア776 1999, 最終章.
- ^ ファイアーエムブレム聖戦の系譜 TREASURE 1999, p. 37.
- ^ ファイアーエムブレム聖戦の系譜 ファンSpecial 1996, p. 121.
- ^ a b ファイアーエムブレム聖戦の系譜 TREASURE 1999, p. 57.
- ^ a b c ファイアーエムブレム聖戦の系譜 TREASURE 1999, p. 48.
- ^ a b ファイアーエムブレム大全 2010, p. 83.
- ^ a b ファイアーエムブレム大全 2010, p. 70.
- ^ ファイアーエムブレム大全 2010, p. 82.
- ^ ファイアーエムブレム聖戦の系譜 TREASURE 1999, p. 34.
- ^ a b c ファイアーエムブレム聖戦の系譜 TREASURE 1999, p. 35.
- ^ ファイアーエムブレム大全 2010, p. 75.
- ^ ファイアーエムブレム聖戦の系譜 TREASURE 1999, p. 89.
- ^ ファイアーエムブレム聖戦の系譜 TREASURE 1999, pp. 88–89.
- ^ ファイアーエムブレム聖戦の系譜 1996, OP.
- ^ ファイアーエムブレム聖戦の系譜 1996, 12周目OP.
- ^ a b ファイアーエムブレム聖戦の系譜を遊びつくす本 1996, pp. 158–159.
- ^ “ファイアーエムブレムトラキア776 公式ホームページキャラクター紹介」”. 2023年10月22日閲覧。
- ^ ファイアーエムブレムトラキア776 イラストワークス~公式設定資料集~ 2000, p. 41.
- ^ ファイアーエムブレムトラキア776 1999, 22章.
- ^ 『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 TREASURE』P36。茶髪の女性で内気で内向的な性格というプロフィールも記載されている。
- ^ ディレクターの加賀は否定する発言をしている。
- ^ a b 『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 TREASURE』
- ^ ファイアーエムブレム聖戦の系譜 TREASURE 1999, pp. 24–25.
- ^ ファイアーエムブレム聖戦の系譜 TREASURE 1999, p. 24.
- ^ ファイアーエムブレム大全 2010, p. 104.
- ^ a b ファイアーエムブレムトラキア776 1999, 17章(ノルデン砦ルート).
- ^ ファイアーエムブレム聖戦の系譜 TREASURE 1999, p. 90.
- ^ a b ファイアーエムブレムトラキア776 1999, エンディング.
- ^ a b ファイアーエムブレムトラキア776 1999, 4章.
- ^ ファイアーエムブレムトラキア776 1999, 4章外伝.
- ^ 『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 TREASURE』限定に描き下ろされたイラストより。
- ^ 任天堂、インテリジェントシステムズ『20th Anniversary ファイアーエムブレム大全』小学館、2010年6月30日。ISBN 978-4-09-106467-7。
- ^ ファイアーエムブレム大全 2010, p. 105.
- ^ a b ファイアーエムブレム大全 2010, p. 106.
- ^ ファイアーエムブレム聖戦の系譜 TREASURE 1999, p. 32.
- ^ ファイアーエムブレム聖戦の系譜 TREASURE 1999, p. 44.
- ^ ファイアーエムブレム聖戦の系譜 TREASURE 1999, pp. 22–23.
- ^ a b c d ファイアーエムブレム聖戦の系譜 TREASURE 1999, p. 22.
- ^ “インテリジェントシステムズ 「聖戦」資料室”. 2023年11月3日閲覧。
- ^ ファイアーエムブレム聖戦の系譜 TREASURE 1999, p. 87.
- ^ ファイアーエムブレム聖戦の系譜 TREASURE 1999, p. 50.
- ^ “【5月26日追加】『ファミリーコンピュータ&スーパーファミコン Nintendo Switch Online』追加タイトル公開。” (日本語). 任天堂 (2021年5月19日). 2021年5月19日閲覧。
- ^ “『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜』が5月26日からSwitchに登場。ファミコン&スーファミ Nintendo Switch Onlineの5月度追加タイトルが発表、『マジドロ2』や『忍者じゃじゃ丸くん』もラインアップ” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA (2021年5月19日). 2021年5月19日閲覧。
- ^ 『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 スーパーガイド』ソフトバンク株式会社出版事業部、1996年8月、158頁。
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