翼賛議会とは? わかりやすく解説

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翼賛議会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/12/28 06:54 UTC 版)

翼賛議会(よくさんぎかい)とは、太平洋戦争大東亜戦争)中に於ける帝国議会の呼称。その始期については新体制運動の中で既存政党が解党されて大政翼賛会が結成された1940年とするのが一般的であるが、翼賛議会としての体裁が本格的に整うのは、1942年第21回衆議院議員総選挙翼賛選挙)以後のことである。


  1. ^ ただし、これをもって単純にこの時期の議会が政府・軍部の支配下に入ったというのは早計である。なぜなら、政府や軍部に批判的な政治家でも日本が戦争に敗北することを支持していた政治家は皆無であり、重大な問題があるものでなければ戦争遂行のための法案に反対する理由が無かったからである。
  2. ^ 大政翼賛会成立後、東條内閣の初期を除いては閣僚・内閣参議政務次官やその他諮問機関の委員など政府の役職の一部には、衆貴両院の議員が任命されて内閣の一翼を担っていた。
  3. ^ 非推薦議員の中にはこうした動きに反発する動きもあったが、翼政会首脳部によってその動きは抑えられ、また同調する議員も少なかった。


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