義絶とは? わかりやすく解説

ぎ‐ぜつ【義絶】

読み方:ぎぜつ

[名](スル)

親子兄弟など、肉親との関係を絶つこと。

「(親ヤ親類ノ)みんなに—されたって構わない積りでいるんですから」〈谷崎蓼喰ふ虫

律令制下で、夫婦縁を切ること。

中世で、親子縁を切ること。不孝(ふきょう)。勘当(かんどう)。

近世で、親族縁を切ること。


義絶

読み方:ギゼツ(gizetsu)

(1)律令制で、強制離婚させること。
(2)中世家族関係を断って追放すること。
(3)近世武家が行久離


不孝

(義絶 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/21 02:53 UTC 版)

不孝(ふこう、ふきょう)


  1. ^ 若江健三郎「秦漢律における不孝罪」、188頁。
  2. ^ 若江健三郎「秦漢律における不孝罪」、189頁。
  3. ^ 若江健三郎「秦漢律における不孝罪」、189頁。
  4. ^ 若江健三郎「秦漢律における不孝罪」、191 - 192頁。
  5. ^ 若江健三郎「秦漢律における不孝罪」、195頁。
  6. ^ 若江健三郎「秦漢律における不孝罪」、195 - 196頁。
  7. ^ 若江健三郎「秦漢律における不孝罪」、196頁。
  8. ^ 若江健三郎「秦漢律における不孝罪」、197頁。
  9. ^ 若江健三郎「秦漢律における不孝罪」、201頁。
  10. ^ 若江健三郎「秦漢律における不孝罪」、206 - 209頁。
  11. ^ 若江健三郎「秦漢律における不孝罪」、207頁。
  12. ^ 若江健三郎「秦漢律における不孝罪」による。
  13. ^ 『漢書』巻5、景帝紀第5、景帝3年冬12月条。ちくま学芸文庫版『漢書』1、147頁。
  14. ^ 『漢書』巻76、趙尹韓張両王伝46。ちくま学芸文庫版『漢書』6、493頁。
  15. ^ 『漢書』巻84、翟方進伝第54。ちくま学芸文庫版『漢書』7、166頁。
  16. ^ a b 『後漢書』巻14、宗室四王三侯列伝4、齊武王縯伝。
  17. ^ 『後漢書』巻76、循吏列伝第66。
  18. ^ 『後漢書』巻84、列女伝第74。
  19. ^ 武家においては離婚に伴う婚姻当事者である家同士の関係断絶も「義絶」と称している(高木侃「武士の三くだり半」藩法研究会 編『幕藩法の諸相-規範・訴訟・家族-』(汲古書院、2019年) ISBN 978-4-7629-4230-3 P291-296.)。


「不孝」の続きの解説一覧

義絶

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/25 07:49 UTC 版)

覚如」の記事における「義絶」の解説

元亨2年1322年)、留守職の血脈継承東国門徒対す意見の相違により、存覚を義絶し、別当職に復職する。 嘉暦元年1326年)、『執持鈔』を撰述する。

※この「義絶」の解説は、「覚如」の解説の一部です。
「義絶」を含む「覚如」の記事については、「覚如」の概要を参照ください。

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義絶

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 04:59 UTC 版)

名詞

(ぎぜつ)

  1. 親子兄弟など親族の間で縁を断ち切ること。

関連語


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