群盲象を評すとは?

群盲象(ぞう)を=撫(な)・ず(=評・す)

大勢盲人が象の体をなでて,それぞれ自分触れ部分印象だけから象について述べたというたとえによる〕
凡人には大人物や大事業などの全体を見渡すことはできないものだ。元来は,涅槃経六度経などで,人々が仏の真理正しく知り得ないことをいったもの。衆盲象を摸(も)す。

群盲象を評す

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/28 07:39 UTC 版)

群盲象を評す(ぐんもうぞうをひょうす、群盲評象)は、数人の盲人が象の一部だけを触って感想を語り合う、というインド発祥の寓話。世界に広く広まっている。真実の多様性や誤謬に対する教訓となっているものが多い。盲人が象を語る群盲象をなでる群盲撫象)など、別の呼び名も多い。


  1. ^ a b Elephant and the blind men”. Jain Stories. JainWorld.com. 2006年8月29日閲覧。
  2. ^ 大正新脩大藏經テキストデータベース 長阿含経
  3. ^ 大正新脩大藏經テキストデータベース 阿含部大樓炭經
  4. ^ 大正新脩大藏經テキストデータベース 起世経
  5. ^ 大正新脩大藏經テキストデータベース 大方廣佛華嚴經隨疏演義鈔
  6. ^ 国会図書館 近代デジタルライブラリー 北斎漫画 第8冊 16/35
  7. ^ イドリース・シャー英語版著、『ダルヴィーシュの物語英語版ISBN 0-900860-47-2 Octagon Press 1993.
  8. ^ Arberry, A.J. (2004年5月9日). “71-The Elephant in the dark, on the reconciliation of contrarieties”. Rumi – Tales from Masnavi. 2006年8月29日閲覧。
  9. ^ For an adaptation of Rumi's poem, see this song version by David Wilcox here.
  10. ^ The poems of John Godfrey Saxe
  11. ^ Gupta, Mahendranath (Sunday, 11 March 1883). “Chapter V – Vaishnavism and sectarianism – harmony of religions”. Kathamrita. Vol. II. ISBN 8188343013. http://www.kathamrita.org/kathamrita2/k2sec02.htm 
  12. ^ Quantum theory by David Bohm, p. 26. Retrieved 2010-03-03.
  13. ^ Shah, Idries. “The Teaching Story: Observations on the Folklore of Our "Modern" Thought”. 2010年3月5日閲覧。
  14. ^ Stephenson, Neal (2008). Anathem. p. 359: HarperCollins. pp. 935. ISBN 978-0-06-147409-5. 
  15. ^ The lymph node in HIV pathogenesis by Michael M. Lederman and Leonid Margolis, Seminars in Immunology, Volume 20, Issue 3, June 2008, Pages 187-195
  16. ^ Blind men and elephants: What do citation summaries tell us about a research article? by Aaron Elkiss, Siwei Shen, Anthony Fader, Güneş Erkan, David States and Dragomir Radev, Journal of the American Society for Information Science and Technology, Volume 59 Issue 1, January 2008, Pages 51-62.
  17. ^ Bayer Women Pills”. 2010年6月18日閲覧。


「群盲象を評す」の続きの解説一覧

群盲象を評す

出典:『Wiktionary』 (2009/05/25 15:52 UTC 版)

ことわざ

(グンモウ ゾウを ヒョウす)

  1. 視野の狭い者が多く集まり銘々観点から理解したことを述べ、結果として物事本質が見失われている状態喩え
  2. 視野の狭い者は、いくら集まったところで、本質理解することは難しと言うことまた、小人物スケール大きな人理解することができないと言うこと
    同意別表
    早い話が堀川のお邸の御規模拜見致しましても、壯大申しませうか、豪放申しませうか、到底私ども凡慮には及ばない、思ひ切つた所があるやうでございます中にはまた、そこを色々とあげつらつて大殿樣の御性行始皇帝煬帝比べるものもございますが、それは諺に云ふ群盲の象を撫でやうなものでもございませうか。(芥川龍之介地獄変』)

用法

由来

仏教説話より、「阿含経」「六度集経」「北本涅槃経」「菩薩処胎経」等に見られる。以下に、「六度集経」より引用

白文
王曰「將去以象示之」、臣奉王命、引彼瞽人將之象所、牽手示之。中有持象足者、持尾者、持尾本者、持腹者、持脅者、持背者、持耳者、持頭者、持牙者、持鼻者。瞽人於象所爭之紛紛、各謂己真彼非。使者牽還、將詣王所。王問之曰「汝曹見象乎」。對言我曹俱見。王曰「象何類乎」。持足者對言「明王象如漆筩」、持尾者言如掃帚。持尾本者言如。持腹者言如鼓。持脅者言如壁。持背者言言如高。持耳者言如簸箕。持頭者言如魁。持牙者言如角。持鼻者對言「明王、象如大索」。復於王前共訟言「大王、象真如我言」。鏡面大笑之曰「瞽乎瞽乎、爾猶不見佛經者矣」。
現代語
鏡面王は言った、「すぐに、象の所へ連れて行ってやれ」、家臣が王の命を受け、この盲人達を象の元に連れて行き手を引いて、盲人示した。中には、足を触る者、尾を持つ者、尾の根本を持つ者、腹を触る者、脇腹を触る者、背を触る者、耳を触る者、頭を触る者、牙を触る者、鼻を触る者がいた。盲人達は象について、各々見解争い自分正しく他の者は間違っていると収拾がつかなくなった。家臣は王のもとに連れて帰った。王は、「お前達は象を見たことがあるか」と聞いたが、見たことはないと答えた。王は「象とはどういうものだ」と聞いた。足を触った者は「大王様、象とは立派なのようなものです」と答えた、尾を持った者は箒のよう、尾の根本を持った者はのよう、腹を触った者は太鼓のよう、脇腹を触った者は壁のよう、背を触った者は背の高いのよう、耳を触った者は団扇のよう、頭を触った者は何か大きなかたまり、牙を触った者は何か角のようなもの、鼻を触った者は「大王様、象とは太い綱のようなものです」と答えた。そして、王の前で「大王様、象とは私が言っているものです」と再び言い争い始めた。鏡面王は大いにこれを笑って言った、「盲人達よ、お前達は、まだありがた仏様教えに接していない者のように、理解の幅が狭いのだね」。




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