織りとは? わかりやすく解説

おり【織(り)】

読み方:おり

布などを織ること。その織り方や織りぐあい。また、織ったもの。「珍しい—」


織り

読み方:おり

ラ行五段活用動詞「織る」の連用形、あるいは連用形名詞化したもの

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織物

(織り から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/03 18:29 UTC 版)

織物(おりもの)とは、を縦横に組み合わせて作った布地である。織物を作ること、あるいはその織り方や風合い織り(おり)といい、完成した製品(織物)も技法や産地を冠して「〜織」(おり)というものが多い。漢字では伝統的に植物繊維による織物を「」、絹織物を「」といい、両者をあわせた布帛(ふはく)も織物を指すことばである。また、織物は英語風にテキスタイルまたはテクスタイル英語:textile)とも呼ばれる[注釈 1]


注釈

  1. ^ ただし、英語の textile は狭義には織物を指すが、広義には編物不織布等を含む布製品全般を指す概念であり、厳密に「織物」だけを指すには woven fabric 等の表現が使われる[1]

出典

  1. ^ "textile, adj. and n." OED Online. Oxford University Press, December 2014. Web. 16 March 2015.
  2. ^ Collier 1974, p. 92
  3. ^ 角山幸洋「織物」『日本大百科全書』。
  4. ^ 並木覚「力織機」『日本大百科全書』。
  5. ^ 「ており」『日本国語大辞典』。
  6. ^ “Centuries-old fabric found in Çatalhöyük”. hurriyet daily news. (2014年2月3日). http://www.hurriyetdailynews.com/centuries-old-fabric-found-in-catalhoyuk.aspx?pageID=238&nID=61883&NewsCatID=375 2014年2月7日閲覧。 
  7. ^ Woven linen”. University College London (2003年). 2015年3月19日閲覧。
  8. ^ Items of ancient Egyptian dress”. University College London (2003年). 2015年3月19日閲覧。
  9. ^ [1]
  10. ^ a b Pacey, Arnold (1991), Technology in world civilization: a thousand-year history, MIT Press, pp. 40–1, ISBN 0262660725 
  11. ^ a b c d Backer
  12. ^ George Unwin (editor) (1918年). “The estate of merchants, 1336-1365: IV - 1355-65”. Finance and trade under Edward III: The London lay subsidy of 1332. Institute of Historical Research. 2011年11月18日閲覧。
  13. ^ William Page (Editor) (1911年). “Industries: Silk-weaving”. A History of the County of Middlesex: Volume 2: General; Ashford, East Bedfont with Hatton, Feltham, Hampton with Hampton Wick, Hanworth, Laleham, Littleton. Institute of Historical Research. 2011年11月18日閲覧。
  14. ^ a b Freethy 2005, p. 62
  15. ^ Guest 1823, p. 8
  16. ^ W. English, The Textile Industry (1969), 89–97; W. H. Chaloner, People and Industries (1093), 45–54
  17. ^ Timmins
  18. ^ Guest 1823, p. 47-48
  19. ^ Bellerby 2005, p. 17
  20. ^ Freethy 2005, p. 86
  21. ^ "An Act for continuing severall Laws therein mentioned, and for explaining the Act intituled An Act to prevent the Exportation of Wooll out of the Kingdoms of Ireland and England into Forreigne Parts and for the Incouragement of the Woollen Manufactures in the Kingdom of England" Statutes of the Realm: volume 7: 1695-1701 (1820), pp. 600-02. URL: http://www.british-history.ac.uk/report.asp?compid=46972. Date accessed: 16 February 2007.
  22. ^ John A. Garraty; Mark C. Carnes (2000). “Chapter Three: America in the British Empire”. A Short History of the American Nation (8th ed.). Longman. ISBN 0-321-07098-4. http://edweb.tusd.k12.az.us/uhs/WebSite/Courses/APUSH/1st%20Sem/Garraty%20Short%20History%20Chapters%201-18/chapter_threei.htm 
  23. ^ Bartholomew Dean 2009 Urarina Society, Cosmology, and History in Peruvian Amazonia, Gainesville: University Press of Florida ISBN 978-0813033785 [2]
  24. ^ Bartholomew Dean. "Multiple Regimes of Value: Unequal Exchange and the Circulation of Urarina Palm-Fiber Wealth" Museum Anthropology February 1994, Vol. 18, No. 1, pp. 3–20 available online)(paid subscription).
  25. ^ David A. Scott, Pieter Meyers, ed (1994). Archaeometry of Pre-Columbian Sites and Artifacts: Proceedings of a Symposium Organized by the UCLA Institute of Archaeology and the Getty Conservation Institute, Los Angeles, California, March 23–27, 1992. Getty Publications. p. 8. ISBN 978-0-89236-249-3 


「織物」の続きの解説一覧

織り

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/14 00:49 UTC 版)

銘仙」の記事における「織り」の解説

解し織ほぐしおり本織りの経糸と仮の緯糸とで仮織りの反物作り、いったん織機から外し、板に置いて型染め捺染)する。 染色した仮織りを再び織機セットし、仮の緯糸抜き解しながら、本織りの無地緯糸打ち込む。 よこ方向のみに絣効果が出る。 この技法によって曲線の表現可能になり、植物紋様抽象模様などの模様織りが大きく発展した1913年大正2年)、足利根岸藤平関川粂蔵によって特許出願され、「栃木県伝統工芸品」に認定されている。 併用絣 経糸緯糸いずれも本織りの糸を用いて仮織りを作り型染めしたのち、本織し直す伊勢崎のみで生産される半併用絣 解し織施した経糸に、括り染め染色した緯糸打ち込み、柄の周囲白く抜く技法スポットライト中にくっきりした形が浮かぶような意匠となる。 緯総絣よこそうがすり) 黒などの無地経糸に、染色した緯糸打ち込んだもの。経糸無地であるため、織り手は柄の見当がつかない状態で織ることになる。 落ち着いた色味となるため、1940年昭和15年)に国家総動員法に基づく奢侈品等製造販売制限規則公布されるとブームとなったという。 緯糸模様際立たせるために経糸細く通常の銘仙より裂けやすい。

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織り

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フランネル」の記事における「織り」の解説

フランネルフランネレットコットン・フランネルはいずれ綾織り平織り両方で織ることができる。織り目片面あるいは両面毛羽立っていることから毛羽によってしばしば覆い隠される。織りの後、フランネル一度毛羽たされるその後漂白され染められるか、適切な処置施されて、そして二度目毛羽立ち作業が行われる。

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