めん‐かやく〔‐クワヤク〕【綿火薬】
ニトロセルロース
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/13 18:17 UTC 版)
ニトロセルロース(英: nitrocellulose)は、硝酸繊維素、硝化綿ともいい、セルロースを硝酸と硫酸との混酸で処理して得られるセルロースの硝酸エステルである。白色または淡黄色の綿状物質で、着火すると激しく燃焼する。
- ^ 代表的な製品としては「セメダインC」ことセメダイン321がある。製品安全データシートによれば、基剤としてニトロセルロースを10%~20%・溶剤としてアセトンを40%~50%含む。残りの50%~30%はその他の添加基剤・溶剤である。
- ^ アメリカ合衆国特許第 610,861号
- ^ “Nitrate Film: If It Hasn’t Gone Away, It’s Still Here!”. Pro-Tek Vaults. 2016年3月11日閲覧。
- ^ 可燃性フィルムを所有していませんか?
- 1 ニトロセルロースとは
- 2 ニトロセルロースの概要
- 3 製造法
- 4 事故
綿火薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 13:56 UTC 版)
セルロース(脱脂綿等、主に植物性繊維)を濃硝酸と濃硫酸の混合物により、硝酸エステル化することでニトロセルロースが得られる。爆発威力は小さいが、燃焼時の発煙が少ない「無煙火薬」の原料として銃弾や砲弾の装薬に使われる。太平洋戦争末期には、民間から「ふとん」を供出させ、綿火薬を製造した。
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