続馬喰一代とは? わかりやすく解説

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続馬喰一代

原題:
製作国:日本
製作年:1952
配給:大映
スタッフ
監督:島耕二 シマコウジ
原作:中山正男 ナカヤママサオ
脚本:成澤昌茂 ナリサワマサシゲ
撮影:相坂操一 
音楽:伊福部昭 イフクベアキラ
美術:高橋康一 タカハシコウイチ
キャスト(役名
市川猿之助 イチカワエンノスケ (片山米太郎
轟夕起子 トドロキユキコ (ゆき)
菅原謙二 スガワラケンジ (大平
星ひかる ホシヒカル (シャッポ孫市
槙俊夫 マキトシオ (島崎定六
三條美紀 サンジョウミキ (芹澤つた)
見明凡太朗 ミアケボンタロウ (大木弥三郎
湯川壽美子 ユカワスミコ (久美子
進藤英太郎 シンドウエイタロウ (小坂太郎
水原洋一 ミズハラヨウイチ (片目の仁三)
高品格 タカシナカク (吉次
上田吉二郎 ウエダキチジロウ (阿弥陀鳳山
解説
前篇同じく中山正男原作から、「丹下左膳(1952)」の成澤昌茂脚色し、「風の噂のリル」の島耕二が、前篇木村惠吾代って監督している。撮影は「白蘭紅蘭」の相坂操一である。主な出演者は、歌舞伎市川猿之助、「続・チャッカリ夫人とウッカリ夫人」の轟夕起子、「大学の小天狗」の菅原謙二、「安宅家の人々」の三條美紀のほか、新人槙俊夫湯川壽美子と、星ひかる進藤英太郎上田吉二郎などの中堅人々である。
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
片山米太郎は、イトンムカ山で働いていた。大平学校卒業して東京会社勤めていたが、その大平から手紙が来たので、米太郎は仔豚を連れて上京した。ところが駅で大平行きちがいになった米太郎は、苦心の末やっと大平下宿にたどりついた。すると大平部屋美し娘さんがいるので、大平いつの間に嫁さん貰ったのだと早合点をしてしまった。しかしそれは大平会社社長令嬢久美子であった一週間親子水入らずの生活も、都会馴れない米太郎にとってはあまり楽しいものではなかった。しかし、北見帰って来た米太郎は、大平のことを得意気に話すので、大平血を分けないゆきは淋しく思うのだった。ゆきには唯一人肉親である姪のつたがいたが、つたと大平とを夫婦にしたらとゆきは心秘かに思っていた。が、ゆきはそのまま死んでしまい、米太郎嘆き深かった。ゆきの初七日に、仕事兼ねた大平北見へやって来た。大平は早速仕事材木取引とりかかったが、例の如く強欲な小坂承知しないのだった。つたは大平男らしい仕事ぶりに、段々好意持って行ったが、大平の心には久美子があった。小坂頑固さ大平あきらめて東京へ帰ろうとした矢先山火事起った北見の山を愛す米太郎大平小坂対す恨み忘れて消化献身大事に至らず消しとめた。小坂の心も二人誠意前にくじけた大平取引成功元気に帰京しようとしていた。その蔭には、米太郎とつたとの、あきらめ似た淋しい心とがあった。




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