継続検査
新規検査をパスした際に交付される車検証の、有効期間の満了後もクルマを引きつづき運行に使用する場合に受ける車両検査をいう。継続検査を受けるには、新規検査同様、クルマを軽自動車検査協会や運輸支局などへ提示し、自動車検査場で構造および装置などに関する検査を受ける必要がある。継続検査にパスすれば車検証の有効期間が延長されるが、その期間は乗用車、軽トラック、大型特殊自動車および2輪の小型自動車が2年ごと、そのほかのクルマは1年ごととなっている。なお事前に指定自動車整備事業者において整備し検査されたクルマは継続検査の際、保安基準適合証の提出をもって当該クルマの提示が省略できる。
参照 自動車検査証、車検規制、車検整備、新規検査、保安基準適合証自動車検査登録制度
(継続検査 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/16 12:57 UTC 版)
自動車検査登録制度(じどうしゃけんさとうろくせいど)とは、日本でミニカーや小型特殊自動車を除く自動車や排気量250ccを超える自動二輪車(道路交通法における大型自動二輪車を含む)に対して、道路運送車両の保安基準に適合しているかを確認するため、一定期間ごとに国土交通省が検査を行い、また自動車の所有権を公証するために登録する制度をいう。一般には車検(しゃけん)と呼ばれる。
注釈
- ^ 以前は6か月(変更時期不詳)。
出典
- ^ 「車検切れ逃さない/国交省 無視なら告発も」『日本経済新聞』朝刊2013年11月2日(社会面)
- ^ 「車検切れ 自動で監視/国交省/カメラ映像 瞬時に照合」『日本経済新聞』夕刊2018年9月15日(社会・スポーツ面)2019年2月14日閲覧。
- ^ 「自動車の戸籍づくり試運転 データ通信システム完成」『朝日新聞』昭和44年(1969年)7月14日朝刊12版、15面
- ^ “自動車特定整備事業について”. 国土交通省. 2020年12月12日閲覧。
- ^ “特定整備制度概要” (PDF). 国土交通省. 2020年12月12日閲覧。
- ^ “2023年1月4日『車検証の電子化』スタートします”. 北陸信越運輸局 (2022年12月8日). 2023年10月29日閲覧。
- ^ 警視庁車検拒否制度
- ^ 車の点検、未認証業者の整備横行…年数十万台か 読売新聞 2017年5月9日
- ^ “自動車検査の法定手数料変更のお知らせ”. 国土交通省地方運輸局 (2023年). 2023年10月29日閲覧。
- ^ 制度2:諸外国の有効期間
継続検査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 06:54 UTC 版)
一般的に「車検」と称している検査で、使用中の自動車の自動車検査証の有効期限を延長させる検査。同一の車両を一定期間継続使用するために行う。
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