絨緞とは? わかりやすく解説

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じゅう‐たん【××毯/××緞】

読み方:じゅうたん

床の敷物などに使う厚い毛織物総称そのうち竪機(たてばた)を使った手織りの高級品は緞通(だんつう)とよんで区別し、ふつう、機械織りのものをさす。カーペット。《 冬》


絨緞

読み方:ジュウタン(juutan)

羊毛などをパイル織りにした厚い織物


絨緞

読み方:ジュウタン(juutan)

廊下洋室用いている敷き物

季節

分類 人事


絨毯

(絨緞 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/19 05:57 UTC 版)

絨毯(じゅうたん、絨緞)とは、一般的には経糸(たていと)と緯糸(よこいと)、パイル(毛羽)の構造を持つ織物の総称[1]。ただ、歴史的には各地域や各言語で多様な呼称、形態で存在しており、特にトルコエジプトイラントルクメンコーカサス中央アジアインドなどで生産されるものは「オリエント絨毯」と呼ばれている[1]カーペットとも呼ばれる[2]


  1. ^ 日本語の語彙を比較すると「カーペット」よりも非外来語の「じゅうたん」のほうが高級な評価感情を伴っているという指摘がある[3]
  1. ^ a b 大久保 翔平「書評 鎌田由美子著『絨毯が結ぶ世界 : 京都祇園祭インド絨毯への道』」『史学雑誌 / 史学会 編』第126巻第11号、史学会、2017年11月、1802-1810頁。 
  2. ^ a b c 鈴木 澄江「建築に用いられる材料のこれから」『建材試験情報』第57巻、一般財団法人建材試験センター、2021年、4-8頁。 
  3. ^ 西尾 寅弥「現代語彙における同義語」『ことばの研究 = Study of language』第4巻、国立国語研究所、1973年12月、1-14頁。 
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag 柳原 重雄「カーペットCARPET」『繊維製品消費科学』第4巻第2号、一般社団法人 日本繊維製品消費科学会、1963年、4-8頁。 
  5. ^ a b c d 丸山 孝雄「カーペットの分類とテスト法の現状」『繊維機械学会誌』第37巻第7号、一般社団法人 日本繊維製品消費科学会、1984年、279-P284。 
  6. ^ a b 本田榮二『ビジュアル解説 インテリアの歴史』秀和システム、2011、316-318頁。 
  7. ^ 渡辺優『図解インテリア・ワードブック』建築資料研究社、1996、83頁。 
  8. ^ 「くも」現象”. 日本インテリア協会. 2023年12月21日閲覧。
  9. ^ http://www.saga-cci.or.jp/tokusan/nabedan/history.html
  10. ^ http://www.city.sakai.lg.jp/naka/miryoku/nakaku_machikado/dantsuu.html
  11. ^ a b c d 大墨 正「フロアカバリング材発達史(7)」『日本インテリア学会 研究発表 梗概集』第13巻、日本インテリア学会、2001年、93-94頁。 
  12. ^ 【NEXT1000】3年平均のROE/1位・リファインバース 廃棄カーペットから塩ビ『日本経済新聞』朝刊2018年3月20日


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