結合律とは? わかりやすく解説

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けつごう‐りつ〔ケツガフ‐〕【結合律】

読み方:けつごうりつ

結合法則


結合法則

(結合律 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/13 03:13 UTC 版)

数学における結合性(けつごうせい、: associative property[1],associativity)は、一部の二項演算がもつ性質である。演算が結合的であるための必要十分条件を結合法則(けつごうほうそく、: associative law; 結合律結合則)という。命題論理において、結合則(結合規則)は形式的証明におけるに対する妥当英語版置換規則英語版のひとつに挙げられる。


注釈

  1. ^ とはいえ、数の乗法や積とは直接的に関係のない、任意の抽象的演算についていう

出典

  1. ^ Hungerford, Thomas W. (1974). Algebra (1st ed.). Springer. p. 24. ISBN 978-0387905181. "Definition 1.1 (i) a(bc) = (ab)c for all a, b, c in G." 
  2. ^ Durbin, John R. (1992). Modern Algebra: an Introduction (3rd ed.). New York: Wiley. p. 78. ISBN 978-0-471-51001-7. http://www.wiley.com/WileyCDA/WileyTitle/productCd-EHEP000258.html. "If are elements of a set with an associative operation, then the product is unambiguous; this is, the same element will be obtained regardless of how parentheses are inserted in the product" 
  3. ^ Matrix product associativity”. Khan Academy. 2016年6月5日閲覧。
  4. ^ Moore and Parker[要文献特定詳細情報]
  5. ^ Copi and Cohen[要文献特定詳細情報]
  6. ^ Hurley[要文献特定詳細情報]
  7. ^ [1]
  8. ^ George Mark Bergman: Order of arithmetic operations
  9. ^ Education Place: The Order of Operations
  10. ^ Khan Academy: The Order of Operations, timestamp 5m40s
  11. ^ Virginia Department of Education: Using Order of Operations and Exploring Properties, section 9
  12. ^ Bronstein: de:Taschenbuch der Mathematik, pages 115-120, chapter: 2.4.1.1, ISBN 978-3-8085-5673-3
  13. ^ Exponentiation Associativity and Standard Math Notation Codeplea. 23 Aug 2016. Retrieved 20 Sep 2016.
  14. ^ http://msdn.microsoft.com/en-us/library/vstudio/zh100ckf.aspx



結合律

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 09:06 UTC 版)

半群」の記事における「結合律」の解説

S の各元 a, b, c に対して等式 (a • b) • c = a • (b • c) が満たされる

※この「結合律」の解説は、「半群」の解説の一部です。
「結合律」を含む「半群」の記事については、「半群」の概要を参照ください。


結合律

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 09:49 UTC 版)

楕円曲線」の記事における「結合律」の解説

結合律を除く全ての法則は、直ち群作用幾何学的定義から導くことができる。このアニメーション幾何学的な結合法則示している。 六本のどの直線についても、直線上の三点の和が 0 であることに注意。九個の点全ての位置は、0 と a, b, c の位置楕円曲線によって決定される。九点のうちの中心の点は、a と b + c を通る直線上と、a + b と c を通る直線上にある加法の結合律は、格子中心点楕円曲線が通るという事実と同値である。この事実より、−(a +(b + c)) = −((a + b)+ c) が導かれる楕円曲線と点 0 はこのアニメーションの中では不動であることに対し一方、a, b, c は互いに独立して動く。

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「結合律」を含む「楕円曲線」の記事については、「楕円曲線」の概要を参照ください。

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結合律

出典:『Wiktionary』 (2021/08/22 09:11 UTC 版)

名詞

結合けつごうりつ

  1. (代数学) 結合法則に同じ。

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