経覚とは? わかりやすく解説

経覚

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/27 08:13 UTC 版)

経覚(きょうかく/ぎょうかく、応永2年(1395年)- 文明5年8月27日1473年9月19日))は、室町時代法相宗僧侶。父は関白九条経教[1]、母は浄土真宗大谷本願寺(後の大谷家)の出身。母方の縁で後に本願寺8世となる蓮如を弟子として預かり、宗派の違いを越えて生涯にわたり師弟の関係を結んだ。興福寺別当である寺務大僧正を4度務めたことでも知られている。諡号は後五大院。


  1. ^ 上田正昭ほか監修 著、三省堂編修所 編 『コンサイス日本人名事典 第5版』三省堂、2009年、122頁。 
  2. ^ a b c 田中慶治「和泉国上守護代宇高氏と興福寺官符衆徒棟梁古市氏」(小山靖憲 編『戦国期畿内の政治社会構造』(和泉書院、2006年) ISBN 978-4-7576-0374-5 および田中慶治『中世後期畿内近国の権力構造』(清文堂、2013年) ISBN 978-4-7924-0978-4 所収
  3. ^ 『経覚私要鈔』文安4年4月13日・5月23日・6月27日条
  4. ^ 田中慶治「中世後期畿内国人層の動向と家臣団編成 -大和国古市氏を中心に-」(初出:『日本史研究』406号(1996年)/所収:田中『中世後期畿内近国の権力構造』(清文堂、2013年) ISBN 978-4-7924-0978-4
  5. ^ 酒井紀美『夢から探る中世』角川書店、2005年
  6. ^ 瀬戸祐規「『大乗院寺社雑事記』『文正記』に見る長禄・寛正の内訌」(初出:大乗院寺社雑事記研究会 編『大乗院寺社雑事記研究論集 第三巻』(和泉書院、2006年)/木下聡 編著『シリーズ・室町幕府の研究 第一巻 管領斯波氏』(戒光祥出版、2015年)ISBN 978-4-86403-146-2


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