細胞板

デジタル大辞泉

さいぼう‐ばん〔サイバウ‐〕【細胞板】

読み方：さいぼうばん

植物の細胞分裂の際、その終期に二つの娘細胞間にできる隔膜。分裂後、隔膜にセルロースが沈着することで、細胞壁となる。

生物学用語辞典

細胞板

英訳・(英)同義/類義語：cell plate

植物細胞の分裂期後期に観察されるもので、細胞を二分する役目をもち、やがて細胞壁になる。

「生物学用語辞典」の他の用語

細胞名や細胞内の構造オルガネラに関連する用語：

細胞口  細胞呼吸  細胞壁  細胞板  細胞液  細胞老化  細胞膜

ウィキペディア

細胞板

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/11/19 07:31 UTC 版)

細胞板(Cell plate)は、陸上植物の細胞質分裂の際に現れる構造である。この過程には、ゴルジ体由来のエンドソーム小胞による細胞壁や細胞膜成分の細胞分裂平面への輸送と、その後にこの小胞が形成された板に融合される過程を伴う。