素焼き鉢

園芸用語辞典

素焼き鉢

７００～８００℃で釉薬をかけずに焼いた陶製の鉢。多孔質で通気性、吸水性、排水性に優れ、植物の栽培に適する。鉢自身が水を吸収するために乾きやすいこと、保温性がないこと、割れやすいことに注意が必要。

らん用語集

素焼き鉢

釉（うわぐすり）をかけずに低温で焼いた鉢。

素焼き鉢の長所	①通気性・吸水性・排水性に優れる。 ②着生ランの植え付けに適する。 ③水苔との相性がよい。
素焼き鉢の短所	①プラ鉢などに比べて重い。 ②プラ鉢などに比べて壊れやすい。 ③鉢の表面に苔がつきやすく、見栄えが悪い。

※素焼き鉢に似た、レンガ色をした硬い鉢は「駄温鉢」といい、通気性がほとんどないので注意が必要だ。