糺の森

デジタル大辞泉

ただす‐の‐もり【糺の森】

読み方：ただすのもり

京都市左京区の賀茂御祖(かもみおや)神社内の森。賀茂川・高野川の合流点にある。和歌で「質(ただ)す」に掛けて用いられることが多い。［歌枕］

「偽りを—のゆふだすきかけつつちかへ我をおもはば」〈新古今・恋三〉

高城修三の短編小説、およびそれを表題作とする小説集。昭和59年（1984）刊行。

世界宗教用語大事典

ただすのもり 【糺の森】

京都左京区にある下鴨神社の森をいう。摂社の河合神社は多々須玉依比売命を祀り、偽りを正す神として信仰される。鴨長明はこの社の禰宜になることを願ったが果たさず、世をはかなんで遁世した。森はずれの糺河原では勧進猿楽などの芸能が興行された。

短編小説作品名辞典

糺の森

作者山田稔

収載図書再会・女ともだち
出版社新潮社
刊行年月1989.9

収載図書再会 女ともだち
出版社編集工房ノア
刊行年月2003.5
シリーズ名ノアコレクション

収載図書残光のなかで―山田稔作品選
出版社講談社
刊行年月2004.6
シリーズ名講談社文芸文庫

収載図書京都府文学全集 第1期(小説編) 第6巻(昭和戦後編 4)
出版社郷土出版社
刊行年月2005.10

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糺の森

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/02/28 08:46 UTC 版)

糺の森（ただすのもり、糺ノ森とも表記）は、京都市左京区の賀茂御祖神社（下鴨神社）の境内にある社叢林である。