粟とは?

辞典・百科事典の検索サービス - Weblio辞書

初めての方へ

参加元一覧


用語解説|動画|本・雑誌|文献|商品|全文検索|用例
Weblio 辞書 > 学問 > 歴史民俗用語 > の意味・解説 

三省堂 大辞林

三省堂三省堂

あわ あは 1粟】

(1)イネ科一年草ヒエとともに古くから栽培される。高さ約1メートル。夏から秋に花穂出し多数穎果(えいか)をつける。五穀一つで、飯や餅・団子にしたり、酒・飴(あめ)などの原料。また、小鳥飼料とする。ぞく。[季]秋。

(2)寒さ恐ろしさなどのために毛穴縮み皮膚に生じるぶつぶつ。
「肌に―を生ずる」
» (成句)粟散らす国

ぞく 1粟】

(1)あわ。

(2)穀物食糧。また、俸禄
「―をはむ」



歴史民俗用語辞典

日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社

植物図鑑

ボタニックガーデンボタニックガーデン

あわ (粟)

Setaria italica

Setaria italica

アジア東部原産考えられ、わが国へは、縄文時代に伝わったとされてます。「エノコログサ」から改良され、中国では古くから栽培されていました。五穀のひとつで、わが国でもコメ栽培より前から重要な食料のひとつとなっていました。「オオアワ」と「コアワ」があり、わが国栽培されているのは、主として穂の大きい「オオアワ」です。8月から9月ごろ、先に円柱状の花穂を伸ばします。種子お粥やもち、菓子などの原料や、小鳥の餌にもなります。写真品種戸隠在来種
イネ科エノコログサ属多年草で、学名Setaria italica。英名は Foxtail millet
イネのほかの用語一覧
エノコログサ:  小粒金狗尾  狗尾草  秋の狗尾草  粟  紫狗尾  金狗尾
オオアブラススキ:  大油薄


植物名辞典

日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社


読み方:コアワ(koawa)

イネ科一年草

学名 Setaria italica var.germanica



季語・季題辞典

日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社

読み方:アワawa

イネ科一年草で、五穀一つ

季節

分類 植物



地名辞典

日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社


読み方:アワawa

所在 和歌山県和歌山市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。


JMnedict

EDRDGEDRDG

読み方
あわ
あわざき


ウィキペディア

ウィキペディアウィキペディア

アワ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/07/06 16:09 UTC 版)

( から転送)

アワ
Setaria italica0.jpg
アワ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 単子葉植物綱 Liliopsida
: イネ目 Poales
: イネ科 Poaceae
: エノコログサ属 Setaria
: アワ S. italica
学名
Setaria italica P. Beauv.
和名
アワ(粟)
英名
foxtail millet、bengal grass

アワ(粟、学名、Setaria italica)は、イネ科エノコログサ属の多年草雑穀類。五穀の一つに数えられる。

目次

特徴

東アジア[1]原産で、高さは1 - 2メートル。エノコログサを原種とするといわれる。穂は黄色に熟し、たれさがる。温暖で乾燥した風土を好み、生育期間が3 - 5ヶ月と短いために、高地や高緯度地域でも栽培することができる。C4植物でもある。

種類

粒の質から粳粟(うるちアワ)と糯粟(もちアワ)、収穫の時期から夏アワ秋アワなどの品種に分けられる[2]

利用

中国

中国華北中原において、黄河文明以来の主食は専ら粟米(谷子)であり、「米」という漢字も本来はアワを示す文字であったといわれている[3]

青海省民和回族トゥ族自治県喇家遺跡では、およそ4000年前のアワで作ったが見つかっており、現在、世界最古の麺といわれている。一方、の時代から栽培が盛んになってきたが、長江から入ってきた蛮夷の穀物と見なして、「雑穀」のように扱う風潮が、知識人を中心に長く続いた(米が華北中原においても主食とされるようになるのは、代以後といわれている)。だが、連作二毛作を行うと、地力を損ないやすいことや、西域から小麦が伝わってきたこととも相まって、次第に主食の地位から転落することになった。しかし、現在でも中国では粟などにして、粟を食べる機会は多い。また、「鉄絲麺」という、最古の麺と同じような麺類を作る地方もある。

日本

日本ではより早く栽培が始まり、縄文時代の遺跡からも発掘されることがある。また、新嘗祭の供物としても米とともにアワが用いられ、養老律令にも義倉にアワを備蓄するように定められており[4]、『清良記』などの農書にもアワについての解説が詳細に載せられているなど、古くから、ヒエとともに、庶民にとっての重要な食料作物だった。

だが、第二次世界大戦後には生産量が激減した。日本でもかつてはアワだけを炊いたり、粥(粟粥)にして食べていたが、現在は、米に混ぜて炊いたり、粟おこしとしたりするほか、クチナシで黄色に染めて酢じめしたコハダなどの青魚とあわせた粟漬を正月料理として食べる程度である。また、主食用であったうるちアワよりも、菓子(粟団子や粟餅など)、などの原料として用いられてきたもちアワの方が多く栽培されている。家畜家禽ペット飼料としての用途の方が多い。

小麦など他の穀類と混ぜて利用されることもある。パンには、メリケン粉7に対してアワ3の割合で混ぜるとよく膨らみ、色が美しい。麺類ではうどん粉と半々、天ぷらの衣に加えるのもよい。飯には、白米に混ぜると美味ではないから、アワ1合、2~3合、サツマイモ100匁、生のジャガイモ30匁を炊いて、別にジャガイモを下ろしておいて沸騰したところに加えるとよい。アワの粉を白玉粉のように丸めて熱湯で茹でて、野菜を取り合わせて酢味噌などにもする。

栄養価

糖質70%、蛋白質10%を含み、ビタミンB群を含む。、その他のミネラル食物繊維も豊富なため、五穀米などにして食べる方法が見直されている。


  1. ^ 中央アジア東部原産とする説もある。
  2. ^ 古くは、実の大きさによっておおアワ(粱)とこアワ(粟)の区別が存在したが、今日ではおおアワが栽培種のほとんどを占めており、これを指して「粟」と表記することが一般的である。
  3. ^ 中国後漢許慎が著した漢字の解説書『説文解字』において、「米…粟實也。象禾實之形」(禾=粟)と書かれ、米即ちアワの実であると解説されている。
  4. ^ 霊亀元年(715年10月7日の陸田(畑作)奨励のには、畑作作物としてアワが奨励作物の筆頭として奨励されている。


「アワ」の続きの解説一覧


漢字辞典

出典:漢字辞典

※ご利用のPCやブラウザにより、漢字が正常に表示されない場合がございます。
Copyright © KANJIDIC2 - the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group(EDRDG), used in conformance with the Group's licence. Copyright © 1991-2010 Unicode, Inc. All rights reserved. Stroke Order Diagrams(SODs) licensed from © Kanji Cafe.




粟に関連した本

粟に関係した商品



粟のページへのリンク
「粟」の関連用語
1
100% |||||

2
100% |||||

3
100% |||||

4
100% |||||

5
100% |||||

6
100% |||||

7
100% |||||

8
100% |||||

9
100% |||||

10
100% |||||

粟のお隣キーワード
モバイル
モバイル版のWeblioは、下記のURLからアクセスしてください。
http://m.weblio.jp/
» モバイルで「粟」を見る
_ _   


粟のページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
三省堂三省堂
Copyright (C) 2001-2012 Sanseido Co.,Ltd. All rights reserved.
株式会社 三省堂三省堂 Web Dictionary
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ボタニックガーデンボタニックガーデン
Copyright 2001-2012 shu(^^). All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
EDRDGEDRDG
This page uses the JMnedict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアワ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
漢字辞典
Copyright © KANJIDIC2 - the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group(EDRDG), used in conformance with the Group's licence.
Copyright © 1991-2010 Unicode, Inc. All rights reserved. Distributed under the Terms of Use in http://www.unicode.org/copyright.html.
Stroke Order Diagrams(SODs) licensed from © Kanji Cafe.

©2012 Weblio RSS