米内穂豊とは? わかりやすく解説

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米内穂豊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/16 08:52 UTC 版)

米内 穂豊(よない すいほう、1893年5月4日 - 1970年9月18日)は、岩手県出身の日本画家。昔話の絵や物語の口絵で知られる。本名は米内貞雄[1]。息子は米内義人

経歴

小堀鞆音尾竹国観日本画を学び、鹿子木孟郎洋画を学ぶ[1]

昭和29年の自衛隊創設時、軍艦旗が改められることになり図案の作成を依頼された。米内は反軍的な世論に考慮しつつも、「軍艦旗は黄金分割による形状、日章の大きさ、位置光線の配合など実に素晴らしいもので、これ以上の図案は考えようがない。それで、軍艦旗そのままの寸法で1枚書き上げた。お気に召さなければご辞退致します。画家としての良心が許しませんので」として[2][3]、旧日本帝国海軍が用いていた通りのデザインで、現在の自衛艦旗となる旭日旗を描いたとされる。

作品

  • 1937年『講談社の繪本 金太郎』(講談社
  • 1937年『講談社の繪本 源爲朝』(講談社
  • 1939年『講談社の繪本 大江山』(講談社
  • 1940年『講談社の繪本 辨慶と義經』(講談社
  • 1940年『子供のための傳記 二宮金次郎』(小学館
  • 1944年『トヨトミヒデヨシ』(講談社
  • 1950年『うらしまたろう』(児童図書出版社)
  • 1951年『講談社の絵本 雷電為右衛門』(講談社
  • 1952年『講談社の一年生文庫 あらいはくせき』(講談社
  • 1952年『少年読物文庫 源平盛衰記』(同和春秋社)
  • 1952年『日本名作物語 堤中納言物語』(同和春秋社)
  • 1953年『講談社の絵本 弁慶』(講談社
  • 1953年『おひさまえほん 一寸法師』(東文堂)
  • 1953年『おひさまえほん さるとかに』(東文堂)
  • 1954年『世界名作全集 弓張月』(講談社
  • 1954年『少年読物文庫 鎮西八郎為朝外伝 弓張月』(同和春秋社)
  • 1954年『講談社の絵本 養老の滝と姨捨山』(講談社
  • 1954年『講談社の絵本 源義経』(講談社
  • 1955年『世界伝記全集 親鸞』(講談社
  • 1955年『世界伝記全集 日蓮』(講談社
  • 1955年『名作物語文庫 義経物語』(講談社
  • 1956年『目でみる日本史物語 原始時代』(偕成社
  • 1956年『講談社の絵本 唐琴童子』(講談社
  • 1957年『絵ときれきし日本のあゆみ 新しい日本 幕末維新から現代まで』(偕成社
  • 1958年『少年少女日本名作物語全集 源平盛衰記』(講談社
  • 1958年『少年少女日本歴史小説全集 風雲関ケ原』(講談社
  • 1958年『講談社の絵本 源平のたたかい』(講談社
  • 1959年『講談社の絵本 ゴールド版 花さかじいさん』(講談社
  • 1959年『児童伝記全集 おしゃかさま』(偕成社
  • 1959年『少年読物文庫 常山紀談物語 戦国の武士』(同和春秋社)
  • 1961年『講談社の絵本 ゴールド版 曽我物語』(講談社
  • 1962年『おはなし文庫 さいごうたかもり』(ポプラ社
  • 1962年『ジュニア版伝記全集 福沢諭吉』(小学館
  • 1962年『世界名作童話全集 日本むかしばなし 日本古典』(ポプラ社
  • 1964年『講談社の絵本 クラウン版 いなばの白うさぎ』(講談社
  • 1964年『世界名作童話全集 天女のはごろも 日本古典』(ポプラ社
  • 1965年『古典文学全集 平家物語』(ポプラ社
  • 1966年『古典文学全集 曽我物語』(ポプラ社
  • 1968年『版世界の童話 日本の神話』(小学館

脚注




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