范美忠事件
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范美忠事件(はんびちゅうじけん)は、2008年5月12日の四川大地震発生の際に、地震に遭った都江堰市光亜中学校の担任教師である范美忠[1][2]が、生徒を放りだして真っ先に逃げ出し、そのてんまつをブログに掲載した事件である。ブログの文章は、中国のインターネットユーザやマスコミに注目を集め、范美忠の行動の是非や、教師たる者の道徳や倫理などについての論争を引き起こした。
- ^ 朱學勤, “「同一個地球,同一個夢想」2008年中國大陸社會思潮報告”. 族群平等與言論自由(思想12), 思想編輯委員會, p. 19.
- ^ 多くのニュースでは「範美忠」の表記を用いるが、「範」は現存の漢姓ではない。正しい表記は「范美忠」。簡体字で「范」と「範」とは「范」に統合された。
- ^ ““先跑老师”公开亮相首次道歉” (中国語). 京華時報. (2008年6月7日) 2013年4月21日閲覧。
- ^ 我们应该原谅“先跑老师”、2008-06-15
- ^ 生徒を放り出して逃げた教師が停職処分に
- ^ 四川大地震:生徒を放り出し逃げた教員が解雇される - サーチナ
- ^ 四川大地震で生徒を残して逃げた教師、再就職はおあずけ - AFPBB News
- 1 范美忠事件とは
- 2 范美忠事件の概要
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