竹内文書とは?

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竹内文書

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/19 01:36 UTC 版)

竹内文書(たけうちもんじょ、たけのうちもんじょ、磯原文書天津教文書ともいう)は、何者かによって古代の書物(古史古伝)を装って捏造された偽書である。神代文字で記された文書と、それを武烈天皇の勅命により武内宿禰の孫の平群真鳥漢字カタカナ交じり文に訳したとする写本群と、文字の刻まれた石、鉄剣など、一連の総称。天津教の聖典とされる。原本が存在する立場からは、後述の裁判に提出されたのちに焼失したと主張される。


  1. ^ 『戸来村キリスト伝説と竹内文献の謎』有賀龍太
  2. ^ 「天空浮船」地球への降臨当初からあった空を飛ぶ船。上古第一代の統治期に「大空乗公運尊」(おそらのりあるきのみこと)が天空船や水船を建造したという記述がある。天空浮船は1日8,000-11,000里(約32,000-44,000キロ)飛行できたという。
  3. ^ a b c d 布施泰和 『「竹内文書」の謎を解く』 成甲書房 2003年 ISBN 4880861561
  4. ^ 布施泰和の取材「あなたの父親である竹内巨麿とはどういう人物だったのですか」に対するコメント「神通力を持っていた。あるとき、みなが集められた。何をやるのかと見ていると、父は両手にを持ち、言霊を発すると、その榊が光りだした。ロケットの炎のようだった。やがて父は、まさにロケットのように垂直に50mは浮かび上がり、しばらくしてそのまま垂直に降りてきた」
  5. ^ 狩野論文にも弱点や疑問がある。狩野自身、竹内文献の実物を見たことが無い。数多くある竹内文献の中でも蛇足的な部分に過ぎない南北朝関係などの史料5点(狩野が以前、天津教の信者からもらったという5枚の文書の写真)のみを取り上げて、全体を偽書であると批判しているからである。狩野論文自体の目的が、文法や用語の誤りを指摘することが主で、竹内文書全体が示す内容に踏み込んだ議論はほとんどなされていない。それにもまして狩野論文の胡散臭いところは、検察当局と連動して竹内文書批判を展開したことである。なんらかの政治的意図が働いて、いい加減に写真を見ただけで、批判論文を書いたと疑われても仕方がない。(布施泰和 『「竹内文書」の謎を解く』 成甲書房 2003年 ISBN 4880861561
  6. ^ 長山靖生「竹内文献創作の起源と増幅」 『別冊歴史読本 古史古伝と偽書の謎』(新人物往来社2004年ISBN 4-404-03077-0 87頁
  7. ^ 投獄された巨麿は、特高拷問で3度失神させられたとも、3種類の拷問を受けたとも言われている。1942年12月分の『特高月報』によると、取調べについて巨麿自身、法廷で次のように述べている。裁判官「被告人は何か述べることがあるか」。竹内巨麿「あります。私は(起訴される前に)杉原警察署に40日も60日も打ち込まれて、毎夜毎晩寝せられず、寒いのに夜の3時ごろまで調べを受け、殴られたり蹴られたり、頭髪をつかんで引きずり回されたり、壁に擦り付けられたり、本当にひどい目に遭わされて、調べを受けたので、やむをえず聴取書にあるようなことを申し上げたが、それは事実でありませぬ」。同じころ、天津教や大本教と関係のあった元軍人の矢野祐太郎が特高に捕まり獄死している。矢野は竹内文書や「霊能力者」の実験結果をまとめた『神霊密書』を記したことで知られる。
  8. ^ 宗教政策担当ウィリアム・K・ヴァンスの報告が存在
  9. ^ a b 高坂和導 「〔超図解〕竹内文書」 徳間書店 ISBN 978-4198602611
  10. ^ 近代日本における「偽史」の系譜──日本人起源論を中心として──長谷川亮一
  11. ^ 中村(1999),pp.183-185.


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